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イベント企画書完全ガイド|例文と無料テンプレート(Word/パワポ)

イベントの企画書作成を依頼されたものの、何をどう書けばよいのか分からず手が止まっていませんか?

本記事では、イベント企画書の7つの基本構成から、作り方6ステップ・具体例をわかりやすく解説します。無料テンプレート2種類(Word1枚版/パワポ詳細版)と豊富な例文付きで、初めての担当者でも迷わず書き始められる実践ガイドです。

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目次

1.イベント企画書とは?役割と7つの基本構成

イベント企画書の7つの基本構成(①イベント概要 ②目的 ③ターゲット ④企画内容・集客方法 ⑤スケジュール ⑥予算 ⑦運営体制)を示した図

イベント企画書とは、イベントのコンテンツだけでなく、目的や予算、会場なども含めてまとめ上げ、関係者の合意形成と決裁を取るためのドキュメントです。

本章では、イベント企画書の役割と、必ず押さえたい7つの基本構成を解説します。

(1)イベント企画書とは

イベント企画書とは、これから実施するイベントの目的・内容・進行・予算をまとめ、関係者の合意形成と決裁を得るための社内向けドキュメントです。

主な役割は次の3点です。

役割内容
①承認・決裁を得る上司・経営層に企画の妥当性を判断してもらい、予算・実施の承認を得る
②関係者間の認識統一主催部門・運営チーム・協力会社など、立場が異なる関係者の認識を揃える
③進行の指針になる企画から当日運営まで、迷ったときに立ち返る判断基準として機能する

これらの役割を果たすため、企画書には「読み手が判断・行動できる情報」を漏れなく記載する必要があります。

(2)イベント企画書の7つの基本構成

イベント企画書は基本の7項目で構成されます。それぞれの項目で何を書くかを把握しておけば、白紙の状態から迷わず書き始められます。

▼7つの基本構成

項目書く内容
イベント概要イベント名/日時/場所/形式/参加人数
目的・目標なぜ開催するのか・期待する成果(計測可能なゴールや状態目標)
ターゲット誰に向けて開催するのか
企画内容・集客方法何をするか(コンテンツ・プログラム)、コンセプト、集客方法
スケジュール当日進行+準備工程
予算必要な金額・項目別配分
運営体制責任者・スタッフ・協力会社

以下、それぞれの項目で押さえるべき内容を見ていきます。

①イベント概要

イベントの全体像を一目で把握できる情報を書きます。最初に見られるページなので、日時・場所・規模感などの基本情報をシンプルに並べることが基本です。

書く要素記入例
イベント名(仮称でも可)2026年マーケティングサミット
開催日時2026年9月15日(水)13:00〜17:00
開催場所・形式都内ホテル宴会場(ハイブリッド配信あり)
想定参加人数参加者200名予定

②目的

なぜこのイベントを開催するのかを記載します。決裁の重要な判断材料になるため、特に丁寧に書く項目です。

書く要素記入例
開催の背景(市場動向/社内課題)新製品Xの認知が想定より上がらず、既存顧客との直接接点が不足
期待する成果(事業上のリターン)商談化率の引き上げ/既存顧客のクロスセル増
上位の経営課題・部門目標との紐づけ半期目標「既存顧客クロスセル率30%→45%」に直結

目的を言語化する具体的な手順や例文は、2章(2)で詳しく解説しています。

③ターゲット

イベントに参加してほしい対象者を記載します。ここが曖昧だと、企画内容や集客方法が定まりません。

書く要素記入例
業界・職種・役職・課題都内ITスタートアップ・中堅企業の30〜40代マーケティング責任者・主担当(リード獲得は順調だが商談化率の改善に苦戦中)
想定人数・規模感150名(うち決裁者層50名)
関係性の区分既存顧客40%/新規60%

ターゲットを「層」として絞り、ペルソナとして具体化する方法や具体例は、2章(3)で解説しています。

④企画内容・集客方法

イベント当日に何をするのかを書きます。「ターゲットにどうなってほしいか」を要件として明確にすることで、必要なプログラムが自然と定まります。

また、集客方法はターゲットや予算に合せて検討します。

書く要素記入例
要件(ターゲットにどうなってほしいか)リード獲得は順調だが商談化率に悩むマーケ担当者が、自社で試せる打ち手3つを持ち帰る
要件を満たすプログラム基調講演「商談化率改善の3事例」45分/パネル「現場マーケの実践トーク」45分/個別相談ブース/懇親会
イベントのタイムテーブル13:30開演/17:00終了の4部構成
集客方法業界メディア掲載×LinkedIn広告×既存顧客への案内メール

コンセプトの作り方とコンテンツ設計の手順は、2章(4)(5)で詳しく扱います。

集客方法については、以下の記事で詳しく解説しています。

⑤スケジュール

当日のタイムテーブルだけでなく、企画開始から本番までの準備工程のスケジュールも含めて記載します。

書く要素記入例
当日のタイムテーブル9月15日(水)13:00開場/13:30開演/17:00終了
準備工程6月(会場仮押え・登壇者打診)→7月(集客告知)→8月(コンテンツ制作)→9月(リハ・本番)
マイルストーン6月末:社内決裁/7月1日:告知開始/9月8日:申込締切

スケジュールの組み方は、2章(6)で解説しています。

⑥予算

企画の実施に必要な金額と、項目別の配分を記載します。総額と内訳の両方を示すことで、決裁者が予算妥当性を判断できます。

書く要素記入例
総額500万円
項目別の配分会場150万/運営120万/コンテンツ80万/集客80万/飲食50万
想定外費用への予備費20万円(総額の4%)

予算項目の漏れを防ぐ詳しい組み方は、2章(6)で解説しています。

⑦運営体制

イベントを誰が運営するか、役割分担を記載します。社内だけでなく、外部委託先(制作会社・会場・登壇者)まで含めて整理します。

書く要素記入例
主催部門・責任者マーケティング部(責任者:部長○○)
当日のスタッフ役割受付2名/誘導1名/司会1名/撮影1名
外部委託先会場運営○○社/登壇者△△氏(外部)/□□氏(社内)
緊急時の連絡網責任者→マーケ部→広報部→経営企画

2.イベント企画書の作り方6ステップ

本章では、イベント企画書の作成方法を具体的な6つのステップで解説します。

イベント企画書の作り方6ステップ(①5W2Hで骨格を固める ②目的・KPIを明確にする ③ターゲット・ペルソナを具体化する ④コンセプトを決定する ⑤コンテンツを設計する ⑥予算・スケジュール・体制を設計)を示した図

1章では記載項目を紹介しましたが、これらは個々に考えるのでなく、すべて関連したものとして作ることが重要です。

(1)5W2Hで企画の骨格を固める

5W2Hとは企画を整理するときに使われる8つの観点で、企画の抜け漏れや矛盾を防ぐことができます。
企画書を書き始める前に5W2Hで骨格を固めておくことで、目的・予算・スケジュールの一貫性が取れ、書き直しの手戻りを大幅に減らせます。

また、具体的であることで、関係者(上司・運営チーム・協力会社)の認識を揃えやすく、決裁者が短時間で全体像をつかみやすいこともメリットです。

▼5W2H

要素意味具体例
Why(なぜ)開催する目的・背景新製品の認知拡大/社員のエンゲージメント向上
What(何を)開催する内容・テーマ製品発表会/表彰式/全社キックオフ
Who(誰が)/
Whom(誰に)
主催者・運営体制マーケ部主催/実行委員会
参加者・ターゲット既存顧客200名/全社員500名
When(いつ)開催日時2026年8月20日(木)13:00〜18:00
Where(どこで)開催場所・形式都内ホテル宴会場/オンライン/ハイブリッド
How(どのように)進行・運営方法基調講演+パネル+懇親会/2部制
How much(いくらで)予算総額500万円(会場150万/企画200万/運営150万)

まずはWhy(目的)から決めると、Whom(誰に)・What(何を)も自然に絞り込めます。

それぞれの詳細は次のステップ(2)以降で掘り下げます。

(2)目的・KPIを明確にする|例文付き

企画書では、目的とKPIをセットで明確にすることで採用するか判断しやすくなり、さらに開催後の振り返りにも活用できます。

目的とKPIの違いは以下の通りです。

項目意味ポイント
目的(Why)イベントの狙い・「〜のため」と書ける1文で表現する
・ターゲットの行動変化で書く(「知ってもらう」より「資料請求してもらう」)
・上位の経営課題・部門目標と紐づける
新製品の認知拡大/顧客との関係強化
KPI(重要業績評価指標: ゴール)開催後にどの数字が動けば成功と言えるか・数値で書ける
・期限が決まっている
・測定方法が決まっている
商談件数30件以上/NPS+5pt

目的が「方向性」を示すものだとすれば、KPIは「ゴールラインの位置」を数字で示すものです。両方が揃って初めて、関係者全員が同じ到達点に向かって動けます。

また、KPIを決めるときは、あわせて測定方法も決めておきます。例えば「満足度80%以上」ならアンケートをいつ・どの形式で取るか、「商談化率15%」なら商談をどのツールで追跡するかまで企画書に書いておくと、開催後の振り返りがスムーズになります。

▼社内イベント(懇親会)の目的とKPI例

目的部署を超えた社員同士の接点をつくり、横断プロジェクトの組成数を増やす。
KPI開催後3ヶ月以内に部署横断プロジェクトを5件以上新規組成/参加者アンケートで「他部署と話せた」が80%以上

目的が「接点を増やす」だけでなく「横断プロジェクトの組成数を増やす」という行動変化まで踏み込んでいます。KPIも数値・期限・測定方法が揃っており、開催後に達成度を客観的に判断できます。

▼社外イベント(セミナー)の目的とKPI例

目的BtoB企業のマーケ担当者層への自社サービス認知を獲得し、商談につなげる。
KPI参加申込100名以上/商談化率15%以上/開催後3ヶ月以内の受注3件以上

ターゲット(BtoB企業のマーケ担当者層)が明確になり、認知だけでなく商談・受注というビジネス成果まで指標に組み込まれています。集客から成約まで一貫して数字で追えるため、開催後にどこに改善余地があったかも見えてきます。

(3)ターゲット・ペルソナを具体化する|作成例付き

ペルソナを設計するときは、自社が解決できる課題から入っていきます。

▼ペルソナ作成の流れ

ステップ内容(例)
1. 自社の提供価値を整理AIコールセンターでコンタクトセンターのコストを抑制できる
2. その価値を必要とする人を特定
(=ターゲット)
コンタクトセンターのコスト削減に悩む運営責任者/300席規模のBPO企業・運営マネージャー
3. 1人の具体像に落とす=ペルソナ完成

ペルソナを以下のように1人の具体像にまで落とし込むと、コンテンツや声かけまで一気に決めやすくなります。

▼ペルソナ作成例

項目具体例
抱える課題リード数は取れているが商談化率が低い/効果のある施策が分からない
業務内容リード獲得・ナーチャリング施策の企画と実行
氏名(仮)・年齢・性別田中健一/32歳/男性
職種・役職IT企業のマーケティング部・主任
参加動機他社のリード獲得のリアルな数字と手法を知りたい
情報収集SNS(X)でマーケ系アカウントをフォロー/業界メディアを週3回チェック

ターゲットがコンセプトや会場選定の判断に使われる一方、ペルソナは当日の声かけや配布資料の言葉選びまで規定します。両方を順に決めることで、企画全体に一貫性が生まれます。

ここまで具体化したら、登壇テーマ・配布資料の見出し・当日の声かけまで、設定したペルソナに適した戦略で設計を進めます。

(4)コンセプトを決定する

目的とターゲットが固まったら、次は「コンセプト:何を/どう体験してもらうのか」を決めるフェーズです。

コンセプトは、イベント全体の方向性を一言で示す「軸」です。「誰の・何を・どう変えるか」を1文に収めることでブレない指針となり、コンテンツ・装飾・進行のすべてに一貫性が生まれます。

誰のターゲット/ペルソナ
何を相手の現状(課題・気持ち)
どう変えるかイベント後にどんな状態になっていてほしいか

(3)で作ったペルソナ「田中さん」で、上記3要素を埋めると以下のようになります。(イベント:セミナー)

誰のIT企業マーケ部・主任の田中さん(32歳)
何をリード数は取れているが商談化率が低い手詰まり感を
どう変えるか自社で試したい3つの打ち手と数字感が見える状態に

これらから、コンセプトとして文章化すると次のようになります。

「商談化率の低さに課題を持つBtoBマーケ担当者に対し、自社で実践できる3つの打ち手を提供し、商談化率の改善(KPI:商談化率15%/NPS+10pt)につなげる実務直結型セミナー」

(5)コンテンツを設計する

コンセプトが決まったら、それを体感できるコンテンツに落とします。コンテンツは大きく3層に分けて考えると整理しやすいです。

①集める開始前のフックとなる導入(主催者挨拶/アイスブレイク)
②動かすコンセプトの中核をなすメインコンテンツ(講演/ワークショップ/表彰など)
③つなげる終了後の行動につながる仕掛け(懇親会/QRでアンケート/後日資料配信)

コンテンツは、コンセプトに合ったものであることが重要です。コンセプトとコンテンツがズレてくると、イベントの目標達成が難しくなる可能性があります。

コンテンツを決める際は、コンセプトを基準に再点検しながら進めましょう。

(6)予算・スケジュール・運営体制を設計する

目的・ターゲット・コンセプトが固まっても、予算とスケジュールが現実的でなければ企画は成立しません。

「やりたいこと」と「やれること」のギャップを早めに把握し、必要なら企画を調整するのがこのステップです。

予算は以下の項目に分解して概算を出します。漏れやすい項目を最初から並べておくと、後から「想定外の費用」が出にくくなります。

項目含まれる費用例
会場費会場使用料/設備利用料/キャンセル料
運営費制作会社費/司会・スタッフ人件費/進行管理費
コンテンツ費登壇者謝礼/映像・装飾/ノベルティ
集客費案内状・印刷費/広告費/LP制作費
飲食費ケータリング/ドリンク/弁当
諸経費交通費/消耗品/印刷費/予備費

予算に特に大きく影響するのが会場(ホテル、貸し会議室等)や飲食内容(ホテルのコース料理、ビュッフェケータリング等)です。過去の実施実績、または依頼候補の制作会社から取った概算見積もりをもとに、具体的な金額を入れていきましょう。

さらに、決裁者に予算妥当性を伝えるときは、総額だけでなく投資対効果(CACやROI)もセットで示すと説得力が増します

▼投資対効果の記載例

指標計算イメージ
CAC(顧客獲得単価)総予算500万円 ÷ 参加100名 = 5万円/人
ROI(投資対効果)受注見込み750万円 ÷ 投資500万円 = 150%

また、企画書作成や運営の一部を外部のイベント会社に委託する場合は、社内人件費の削減や品質安定といった効率化の効果もあわせて考慮します。委託費を単なるコストではなく「投資」として捉え直すと、決裁の説得力が高まります。

スケジュールは開催日から逆算して組みます。

下記のマイルストーンを企画書に乗せておくと、決裁者が実現可能性を判断しやすくなります。

タイミング目安やること
3.5 か月前企画書作成
3ヶ月前会場仮押え/制作会社への依頼/登壇者打診
2ヶ月前企画詳細確定/集客告知開始/登壇者調整完了
1ヶ月前コンテンツ制作/参加登録受付ピーク/リハ準備
1週間前最終確認/参加者リマインド/当日台本完成
当日設営/本番運営/撤収
1週間後アンケート集計/お礼メール/振り返り会

外部の制作会社や会場に依頼する場合は、遅くとも開催3ヶ月前を目安にすると無理のない進行になります。

※会場によっては、半年以上前から予約しなければ埋まってしまう場合もあるので注意しましょう。
※実際のスケジュールはイベント規模によっても大きく変動します。特に会場の予約や登壇者への依頼は早ければ早いほど安心です。

予算とスケジュールが固まったら、最後に運営体制(誰がどう実行するか)を確定します。社内の役割分担と、外部委託先の切り分けを明示しておくと、当日の動きにブレが出にくくなります。

▼運営体制で確定する項目

  • 主催部門と全体責任者(最終決裁ライン)
  • 当日のスタッフ役割(受付/誘導/司会/撮影など)
  • 外部委託先(制作会社/会場運営/登壇者)
  • 緊急時の連絡網(体調不良/登壇者キャンセル/設備トラブル時)

また、イベントの企画書作成からプロのイベント会社に依頼すると、少ないリソースでも高品質のイベントの実現が可能です。
イベント会社について知りたい場合は、以下の記事も参考にしてください。

3.Word/PowerPoint/Excel の使い分け

イベント企画書を作るとき、Word・PowerPoint・Excelのどれで作るか迷う担当者は多いです。結論から言えば、読み手の用途と企画書のボリュームで使い分けるのが基本で、実務では3つを目的別に組み合わせるケースも珍しくありません。

企画書を作成するツール(Word・PowerPoint・Excel)を伝えたい目的別に選び分けるフローチャート

ここでは、各ツールの向き不向きや作るときのコツを解説します。

(1)Word

Wordは1〜2枚に簡潔にまとめたいときに最適なツールです。文章中心で、社内回覧・差し戻しが想定される企画書に向いています。

▼Wordが向いているケース例

  • 1〜2枚の簡潔な企画書
  • 文章で詳しく説明したい場合
  • 社内回覧・差し戻しが発生する企画
  • 資料テンプレートが社内で標準化されている場合

見出しスタイル(見出し1〜3)を活用すると、目次の自動生成や折りたたみが使え、読み手が内容を把握しやすくなります。

また、表組みは「グリッドテーブル」などのプリセットを使うと崩れにくく、印刷を想定する場合はヘッダー・フッターにページ番号と作成日を入れておくと便利です。

(2)PowerPoint(パワポ)

PowerPointはプレゼンや図解で伝えたいときに最適です。決裁会議でスクリーン投影する場合や、図解・写真を多用したい場合に向いています。

また、詳細版(Word)を作ったあと、プレゼン用に抜粋版(PPT)を作成することもあります。

▼PowerPointが向いているケース例

  • 決裁会議でプレゼンする企画書
  • 図解・写真・グラフを多用したい
  • 1スライド1メッセージで構成したい
  • 社外(クライアント・パートナー)にも見せる可能性がある

PowerPointで作成する際は、「1スライド1メッセージ」で、1枚に複数の論点を詰め込まないことが基本です。
フォントは会議室の後方からでも読めるよう、プレゼン本番前によく確認しましょう。

(3)Excel

Excelは予算やスケジュールの数値・項目管理に向いています。企画書の本体としてではなく、補助資料として使うことが一般的です。

▼向いているケース

  • 予算項目別の見積もり管理
  • スケジュール表(ガントチャート)
  • 出席者リスト・備品リストの管理
  • 申込数や費用の自動計算が必要な場面

以下は、企画書の補助としてExcelで作成することが多い代表的なシート例です。

シート主な内容
予算管理項目別の見積額・実費・差異/総額自動計算
スケジュール(ガント)タスク/担当/開始日/終了日/進捗
出席者リスト氏名・所属・参加可否・席次
備品チェックリスト備品名・数量・搬入元・担当

4.【無料】すぐ使えるイベント企画書テンプレート|コピー・ダウンロードOK

本章では、すぐに使える汎用の企画書テンプレート2種類と、シーン別の記入例を紹介します。テンプレートは、コピーしたりWord等でダウンロードすれば自社用に編集できます(登録不要です)。

(1)汎用テンプレート|1枚版&詳細版

ここでは、イベント企画書用テンプレートを2種類用意しました。

短時間でわかりやすくまとめられる1枚版(Googleドキュメント)と、プレゼン承認会議でじっくり議論したい場合の詳細版(Googleスライド/PowerPoint書き出し可)です。

用途に合わせて選んでください。

テンプレ形式向いているケース
1枚版Googleドキュメント
(Word書き出し可)
短時間決裁・社内回覧/A4 1枚に集約
詳細版Googleスライド
(PowerPoint書き出し可)
プレゼン承認会議・10〜15枚で議論

【1枚版テンプレート:Googleドキュメント】

A4 1枚にまとめる前提のテンプレートです。シンプルに要点を伝えたい場合や、社内回覧で短時間で承認を取りたい場合に向いています。

▼1枚版テンプレートを開く:
https://docs.google.com/document/d/1_8NOreIS-yeQBxDmGtBNhAl4I89XoyOnhr-aWMWjhRc/edit

詳細版テンプレート:Googleスライド】

プレゼン承認会議で使う想定の詳細版テンプレートです。背景・課題・解決策・効果・リスクをストーリーとして伝えられる11スライド構成になっています。

▼詳細版テンプレートを開く:
https://docs.google.com/presentation/d/1NWpOJmzFxNyY_QyVgoAqA1pu34Jwb2g0Tkxuk-aiIxI/edit

1枚版テンプレに含まれる項目(7項目)

項目内容
概要イベント名/日時/場所/形式/参加人数
目的・KPIなぜやるか/成功指標
ターゲット層/ペルソナ
企画内容コンセプト+プログラム
スケジュール準備工程
予算総額+項目別配分
運営体制主催・責任者・委託先

1枚版は最小構成の企画書です。プレゼン承認会議で議論したい場合や、決裁者にリスク・代替案まで示したい場合は、サマリー/背景・課題/リスクと対策/まとめのスライドが含まれている詳細版が向いています。


リスクと対策の具体的な書き方は5章(3)で解説します。

以下で、イベント種類別の企画書記入例を紹介します。

(2)社内イベント企画書の記入例|懇親会・研修

社内向けイベントは「業務成果との結びつき」を明示することで決裁が通りやすくなります。代表的な2シーンの記入例を紹介します。

例① 社内懇親会

項目記入例
イベント名全社部署横断 懇親イベント「シャッフルランチ会」
目的・KPI部署を超えた接点を増やし横断PJの組成を促進/開催後3ヶ月以内に新規組成5件以上
ターゲット全社員(特に入社1〜3年目の若手)
企画内容くじ引きで5名チームを編成/20分×3ラウンドのトークセッション/最後に全体懇親
予算30万円(飲食費中心)
運営体制主催:人事部(責任者:人事部長/実務担当:主任A・スタッフB)/会場・飲食:◯◯ホテル

例② 社内研修

項目記入例
イベント名新任マネージャー向け 1on1スキル研修
目的・KPI新任マネージャー20名の1on1実施率90%以上/3ヶ月後の部下サーベイ「1on1が役立った」70%以上
ターゲット当該年度に新任マネージャーになった社員20名
企画内容講義(60分)+ロールプレイ(90分)/外部講師招聘
予算80万円(講師費50万・会議室20万・教材10万)
運営体制主催:人事部(責任者:人事部長/実務担当:研修担当C・D)/外部講師1名/会場:本社研修ルーム

(3)社外イベント企画書の記入例|展示会・セミナー

社外向けイベントは「ターゲット」「集客」「ROI(費用対効果)」が決裁の論点になります。展示会出展とセミナーの記入例を紹介します。

例① 展示会出展

項目記入例
イベント名XXX EXPO 2026 自社ブース出展
目的・KPI中堅IT企業マーケ責任者層への自社製品認知獲得/名刺200枚/商談化率15%以上
ターゲットBtoB企業のマーケティング責任者・主担当
企画内容9㎡ブースに製品デモ/30分×4回のミニセミナー/景品付きアンケート
予算350万円(出展料120/ブース制作120/運営60/販促物50)
運営体制主催:マーケティング部(責任者:部長/実務担当:マネージャーE・スタッフF・G)/ブース制作:◯◯社/当日運営:派遣スタッフ4名

例② 自社セミナー

項目記入例
イベント名リード獲得3つの打ち手セミナー
目的・KPIBtoB SaaS企業マーケ担当者向け自社サービス認知拡大/参加申込100名/開催3ヶ月以内の受注3件
ターゲット都内BtoB SaaS企業マーケティング担当者(30〜40代)
企画内容基調講演45分+パネル45分+懇親30分/オフライン+オンライン併用
予算150万円(会場40/登壇者30/配信30/集客広告50)
運営体制主催:マーケティング部(責任者:部長/実務担当:マネージャーH・スタッフI)/会場・配信:◯◯社/登壇者:外部1名・社内2名

(4)地域・自治体イベント企画書の記入例

地域・自治体イベントは「住民への波及効果」「安全管理体制」が承認を得るうえで特に重視されます。

例① 地域コミュニティイベント

項目記入例
イベント名XX市地域コミュニティ交流会2026
目的・KPI市内の子育て世帯間のつながり創出/参加100世帯以上/アンケート「他の親と話せた」85%以上
ターゲットXX市在住の小学生以下のお子様がいるご家族
企画内容体験ブース10種/ステージイベント/キッチンカーによる飲食販売
予算200万円(会場・設営80/プログラム80/広報40)
運営体制主催:XX市子ども家庭課/協力:市内NPO・地元企業/緊急時医療連携:XX病院

5.通るイベント企画書にするための4つのポイント

ここまでのステップで企画書に書く項目と中身は揃いました。
本章では、書き上げた企画書を実際に通すためのポイントを4つ紹介します。

通る企画書には共通して、決裁者の判断軸に合わせた構造があります。

通るイベント企画書にするための4つのポイント(①決裁者・読み手の関心に合わせて構成する ②数字・KPIで具体性を出す ③リスクと対策をセットで書く ④決裁フローに合わせて書き方を変える)を示した図

(1)決裁者・読み手の関心に合わせて構成する

決裁者と現場担当では、企画書から読み取りたい情報の優先順位が違います。

決裁者向けの企画書では、冒頭に「目的・KPI・予算・実施時期」を1ブロックにまとめたサマリーを置くのが効果的です。
詳細は後段に置き、必要な人だけが読み込む構造にすることで、全体像を素早く把握できます。

(2)数字・KPIで具体性を出す

「効果が期待できる」「費用対効果が高い」といった抽象的な表現ではなく、判断材料となる数字(金額・期間・人数・成果指標)を企画書全体に散りばめると、説得力が一気に増します。

特に数字を入れたい主要箇所は次の5つです。

項目入れる数字と書き方のポイント
目的・KPI・「商談化率15%」「受注3件」「アンケート満足度80%以上」のように、達成度が判定できる指標を入れる
ターゲット・想定参加人数や規模感を数字で示す
・「想定参加200名(うち決裁者層50名)」のように層別の人数があると、より説得力が増す
スケジュール・開催日と準備期間を具体的な日付・期間で示す
・「3ヶ月前から準備開始」「申込締切は開催2週間前」など、マイルストーンを数字で示す
予算・総額に加えて、項目別の配分を数字で示す
・「総額500万円(会場150/運営120/コンテンツ80…)」のように分解しておくと、決裁者が個別の妥当性も判断できる
過去事例の効果・「前年比+20%」「過去3回の平均商談化率15%」など、根拠となる過去実績の数字があると、今回との比較がしやすい

抽象から具体への書き換えイメージは次の通りです。

  • NG例:「多くの参加者が見込まれ、商談につながる効果が期待できる。」
  • OK例:「想定参加200名/商談化率15%(過去2回の自社主催セミナー平均)/開催3ヶ月以内の受注見込み3〜5件。」

OK例で重要なのは「想定根拠(過去実績)」を併記している点です。数字単体ではなく、なぜその数字なのかが伝わる形にすることで、決裁者の納得感が大きく変わります。

(3)リスクと対策をセットで書く

決裁者は「うまくいくシナリオ」より「失敗するリスク」に目を向ける傾向があります。リスクを先回りして書き、対策と一緒に提示することで、決裁者の不安を解消できます。

イベント企画で想定される代表的なリスクは次の5つです。

リスク内容と備え方
集客が目標に届かない・開催1週間前の申込状況で参加見込みが80%を下回ると、当日の運営にも影響
・集客計画を作成する段階で、時期ごとの目標値を決めておき、目標と実際の違いに応じて広告費の追加投入や社員SNSによる拡散などの追加施策を検討
・追加施策は予算との兼ね合いも考慮する
登壇者・関係者の急なキャンセル・体調不良やスケジュール変更で登壇者が穴を開けるリスクあり
・講演の代わりにワークショップを行う、パネるディスカッションをインタビューに変更するなどの代替案を検討しておく
雨天・天候不良などの当日トラブル・屋外イベントや交通機関に影響する天候は、参加率を大きく左右
・急な中止や変更内容の周知方法を企画段階で決定し、参加申し込み者に知らせておく
予算超過・仕様変更や追加発注で当初予算を超えるケースは少なくない
・総額の10%程度を予備費として確保しておくと、想定外への耐性が高まる
機材トラブル・マイク不調/映像投影トラブル/オンライン配信時の通信不安定などが本番進行を妨げる
・事前リハーサルで全機材の動作確認を行い、予備マイク・予備PC・モバイル回線などをスタンバイ
・ハイブリッド配信の場合は、配信業者の当日サポート体制を企画段階で確認しておく

企画書では、思いつくリスクをすべて並べるのでなく、真っ先に思いつく代表的な3〜5つに絞ると、現実的な備えとして信頼されます。

(4)決裁フローに合わせて書き方を変える

決裁プロセスは会社・部署によって異なります。

決裁を通しやすくするには、読み手が忙しい上司なのか会議で時間をかけて議論されるのかで、企画書の量と見せ方を変える必要があります。

▼決裁フロー別ポイント

観点忙しい上司向け企画書会議向け企画書
分量A4 1〜2枚スライド10〜15枚
構造サマリー → 詳細ストーリー(背景→効果)
強調数字・結論を太字図解・グラフを多用
詳細データ本編には載せず、別添資料として分離巻末の補足資料にまとめ、議論用に参照可能にする

忙しい上司に短時間で承認を得たい場合は、A4 1〜2枚に集約し、冒頭に「サマリー(目的・KPI・予算・期日)」を置きます。詳細は別添資料に分離し、本体には数字や結論を太字で強調。読み手が3分で読めることを目安にします。

一方、会議でじっくり議論される場合は、スライド10〜15枚で、ストーリー(背景 → 課題 → 解決策 → 効果 → リスク)として構成します。質疑応答に備えて詳細データを準備し、図解・グラフを多用して視覚的に伝えるのがポイントです。

また、企画書正式な決裁の前に、決裁者やキーパーソンに方向性だけでも非公式に相談しておくと、会議でいきなり反対される事態を避けられます。事前にもらったフィードバックを反映してから提出すれば、決裁者も自分の意見が反映されていると感じ、承認されやすくなります。

6.イベント企画書のよくある失敗例と改善策

イベント企画書でよくある失敗例4つ(①目的・ゴールが曖昧で評価できない ②ターゲットが広すぎて刺さらない ③スケジュールの見積もりが甘い ④予算の現実性がない)を示した図

通る企画書のポイントの裏返しとして、失敗を招く典型パターンも知っておくと、自分の企画書を見直すときのチェックポイントになります。

ここでは、企画書でよくある4つの失敗例と、それぞれの改善策をセットで紹介します。

(1)目的・ゴールが曖昧でイベント後の評価ができない

よくある失敗の一つに、目的とゴールの記述が抽象的すぎて、イベント後の評価ができないケースが挙げられます。「コミュニケーションを促進する」「認知を高める」だけでは、開催後に成功か失敗かを判定できず、次回への学びにもつながりません。

▼よくあるNG例と改善案

よくあるNG例改善後
社員同士のコミュニケーションを促進し、組織の一体感を高める。部署を超えた接点をつくり、横断プロジェクトの組成数を増やす(KPI:開催後3ヶ月以内に5件以上の新規組成、参加者アンケートで「他部署と話せた」が80%以上)

上記のNG例では、「促進」がどの程度なのか、「一体感」を測る指標は何かが定まっておらず、開催後に成功・失敗を判断できません。
一方、「促進」を「組成数」という測定可能な指標に置き換え、KPIに数値・期限・測定方法を明示することで、開催後の振り返りが可能になります。

他にも、以下のようなNG例がよく見られます。改善後とあわせて参考にしてください。

NG例改善後
認知を高める製品に対する正しい理解度を50%→70%に引き上げる(アンケートを実施)
顧客との関係を強化する既存顧客100社のうち70社以上と個別面談を実施し、追加提案商談を20件創出する
社員のエンゲージメントを上げるエンゲージメントサーベイの「会社推奨意欲」スコアを5点満点中3.5→4.0に引き上げる

(2)ターゲットが広すぎて刺さらない

ターゲットを「ビジネスパーソン全般」のように広く設定する失敗です。広すぎるターゲットは、企画内容や訴求コピーがぼやけ、結果として誰にも刺さらないイベントになります。

▼よくあるNG例と改善案

よくあるNG例改善後
30〜50代のビジネスパーソンを対象に、幅広いテーマで学べるセミナーを開催する。都内BtoB SaaS企業の30代・主任〜課長クラスのマーケティング担当者で、リード獲得の伸び悩みに課題を抱える人を対象に、解決策を扱う実務寄りセミナーを開催する

上記NG例では、誰のどんな課題に答えるイベントか分からず、テーマも訴求も決まらないままになります。
一方、業種・規模・職種・年代まで絞り、扱うテーマも一意に定めることで、似た状況の人が興味を持ちやすい訴求が可能になります。

他にも、以下のようなNG例がよく見られます。改善後とあわせて参考にしてください。

NG例改善後
全社員入社1〜3年目の若手社員(部署を超えた接点が少ない層)
中小企業の経営者従業員50〜200名の製造業経営層(IoT設備導入を検討中、関東圏)
マーケティング業界の方BtoB SaaS企業のマーケ責任者・主担当(30〜40代/リード獲得KPI達成に課題)

(3)スケジュールの見積もりが甘い

「3週間あれば準備できる」「1ヶ月前から告知すれば集まる」など、準備期間を実態より短く見積もるのは現場でよく起こる失敗です。特に外部委託先や登壇者が絡むイベントでは、リスクが高くなります。

準備期間で甘くなりやすいポイントは以下の通りです。それぞれ1~2週間程度に見積もられがちですが、実際には1~2か月程度かかることが多いです。

工程実際に必要な期間
会場探し
(候補選定→本契約)
2〜4週間(候補リストアップ・見積取得・社内決裁・契約書調整等)
※人気会場は1年前から予約が必要なことも
登壇者調整1〜2ヶ月(特に社外・著名人)
コンテンツ制作1ヶ月(資料・動画・装飾)
集客告知1〜2ヶ月(リード獲得リードタイム)

また、スケジュールは決裁フローも考慮して立てることが重要です。
経営会議を通す必要があるのか、複数の決裁者の確認が必要なのかなどでスケジュールは大きく変わります。例えば経営会議を通す場合は会議自体が月例であったり、議題としての優先順位が低いと次回に繰り越される等のリスクもあります。

(4)予算の現実性がない(追加費用の見落とし)

予算を綿密に立てたつもりでも、見落としなどによる追加費用がかかることがあります。

▼見落としがちな追加費用例

費目内容
実費精算系ごみ処理料/電気使用料/水道使用料など、当日の使用量で確定(事前見積もりに含まれない)
ホテル宴会場のドリンク1杯単価精算か飲み放題かで総額が大きく変動(見積書では1人あたり平均単価のみが記載されることが多い)
超過時間料金会場・スタッフともに、予定時間を超えると追加課金が発生
キャンセル料会社・会場ごとに発生タイミングが異なる(発注時点〜開催◯日前で発生)

総額の10%程度を予備費として確保し、企画書には「予備費」を独立項目で明示します。当日の追加発注や仕様変更があっても、予算枠内で吸収できるようになります。

7.よくある質問(FAQ)

イベント企画書に関するよくある質問のイメージ

最後に、イベント企画書の作成でよく聞かれる5つの質問にまとめてお答えします。

(1)企画書と提案書の違いは?

A. 企画書は社内向けの合意形成・決裁ドキュメント、提案書は社外向け(クライアント)の説得・受注ドキュメントです。

ターゲットが社内か社外かが決定的な違いで、構成や数字の出し方にも影響します。社外向けの提案書では、自社の信頼性を示す実績紹介や、契約条件・見積もり提示も必要です。

(2)企画書の理想的な分量は?

A. 短時間決裁を狙う社内回覧では1〜2枚、プレゼン承認会議では10〜15枚(スライド)が目安です。

「忙しい上司にすぐ承認してもらいたい」場合は1枚に集約してサマリー中心、議論を伴うプレゼンの場合は複数枚でストーリー仕立てに、と読み手の状況で使い分けます。詳しくは5章(4)を参照してください。

(3)企画書の作成にはどれくらい時間がかかりますか?

A. ボリュームと習熟度によりますが、初めての担当者で1〜2週間、慣れていれば2〜3日が目安です。

時間がかかるのは「企画自体を固めるステップ」(目的・ターゲット・コンセプトの言語化)です。テンプレートを使い、本記事の2章のステップ通りに進めれば、書くこと自体に迷う時間を大きく減らせます。

(4)過去の企画書を流用してもいいですか?

A. 構成・フォーマットの流用はおすすめですが、目的・KPI・ターゲット・予算は必ず今回向けに書き直してください。

流用しやすいのは「概要」「運営体制」など事務的な部分です。一方で目的・KPI・ターゲットは、前回と全く同じイベントでない限りズレが出るので、必ず今回の企画に合わせて書き直しましょう。

(5)決裁が通らないとき、どう修正すればいい?

A. 「決裁者の関心」「KPIの具体性」「リスク・代替案」のいずれかが不足しているケースが多いので、優先順位を確認します。

決裁者から具体的な指摘があれば、それに対応するのが最短です。指摘が抽象的(「もう少し具体的に」など)の場合は、5章のポイント(決裁者目線/数字・KPI/リスク/決裁フロー)を一つずつ見直すと、改善ポイントが見えてきます。

8.まとめ

本記事では、企画書の役割と7つの基本構成、目的・ターゲット・コンセプト・予算スケジュールを固める5W2Hベースの作り方、Word/PowerPoint/Excelの使い分け、すぐ使えるテンプレート、決裁を通すためのポイント、よくある失敗例まで網羅的に解説しました。

本記事のテンプレートを活用すれば、最短でその構造に沿った企画書を作成できます。

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