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企業イベントとは?種類・目的・成功事例・企画のコツを徹底解説

この記事では、企業イベントの種類をその成功例とともに紹介します。その上で具体的な進め方や成功のポイントを解説しています。
また、苦手な方が多いと思われる企画書の実例も載せていますので、企画書作成の一助になります。
イベントをより成功に近づけるため、ぜひ参考にしてください。

社員総会や周年イベントなどの企業イベントを任せるなら株式会社ストラーツがおすすめです。
企画立案から会場手配、スライド・映像制作、当日の運営までワンストップで対応。大手広告会社やイベント会社出身のプロフェッショナルが、社員の一体感を高める演出と高品質なイベント運営を実現します。

「例年と同じで盛り上がらない」「準備の負担が大きい」といった企業イベントの課題を、プロの企画力と制作力で解決します。

株式会社ストラーツ

目次

1.企業イベントの種類と特徴

企業イベントとは、企業が事業活動や組織運営の目的で開催するイベントの総称です。

大きく「社外向け」と「社内向け」に分けられ、目的や対象者によって内容は大きく異なります。

(1)社外向けの企業イベント

社外向けの企業イベント

社外向けの企業イベントは、顧客・取引先・求職者など社外の人を対象としたイベントです。一般消費者を対象とするBtoCと、企業間のやり取りを目的とするBtoBでは、規模や内容が異なります。以下では主な種類をご紹介します。

①新商品・サービスのPRイベント

一般ユーザーを会場に招待して開催する、BtoC型の企業イベントです。
商品の実演や、芸能人などを呼んで宣伝協力をしてもらうケースや、新聞・テレビ・インターネットなどのメディアに取り上げてももらってさらに広いユーザーに訴求する方法もあります。主な目的は販促です。
【事例 | トヨタ自動車(株)の新型「アルファード」「ヴェルファイア」発表会】

引用:新型アルファード・ヴェルファイア 発表イベント ライブ中継

トヨタ自動車株式会社は、2023年6月21日13時30分より新型「アルファード」ならびに「ヴェルファイア」の発表会を実施しました。

今回の発表会では、誕生当初はファミリー向けミニバンだった両車が、ドライバーの誇りや後席の快適性を磨き上げ、ショーファーカーの常識を覆す存在へと成長してきた歩みについて紹介し、各車の進化の背景と価値について説明されました。

また、日本ならではの「おもてなし」の思想を軸に、革新的なデザインやワンタッチで最適化される室内空間、高度なコックピット性能、振動低減や環境配慮への取り組みまでが強調され、世界へ広がる新たな挑戦とトヨタの未来像が示されました。

引用:https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/39375277.html

メディアへの露出を組み合わせることで、より広い層への訴求も期待できます。

②展示会・出展イベント

複数企業が新商品などのPRを行う、BtoB型がメインの企業イベントです。取引先や業界関係者を対象とするBtoBが中心ですが、中古車販売のように一般消費者向けのBtoCの展示会もあります。

BtoBでは商談ブースを設けてその場での契約や関係構築を図るケースも多く見られます。

【事例 | アイブリッジ株式会社の展示会】

画像はセルフ型アンケートツールFreeasyを手掛けるアイブリッジ株式会社の展示会の様子です。
アイブリッジ株式会社では展示会に出展するにあたり、以下のような工夫を行いました。
・色は記憶に結びつきやすいため、来場時はもちろん、後日フライヤーやサービスサイトを見たときにイメージが一致するようFreeasyのブランドカラーである水色を活かしたブース設計
・ブース内ではFreeasyの紹介動画を流す
・ブースの雰囲気に合わせたフライヤーデザインやロゴTシャツの刷新
・通路から文字がしっかり読めること(視認性)や、興味を引いたら直ぐにサービスを体験できるような導線となるような工夫

デザイナーや営業担当者をはじめとする展示会チームが一丸となって、数か月前からアイデアを出し合い、最高のブースが作ることができました。

引用:https://freeasy24.research-plus.net/blog/c261

③ カンファレンス・セミナー

業界の知見共有や情報発信を目的としたイベントです。BtoBとBtoCの両方に対応しており、BtoBでは新規商談の創出や既存顧客との関係強化の場として活用されます。BtoCでは消費者向けの勉強会や体験型セミナーとして開催されるケースもあります。

近年はオンライン・ハイブリッド形式での開催も一般的です。

④ 顧客招待・感謝イベント

既存顧客への感謝を伝え、関係を深めることを目的としたイベントです。BtoCが中心で、特別な体験や限定コンテンツを通じてロイヤルティの向上を図ります。

【事例 | Sansan株式会社のSansan名刺納め祭 THE FINAL】

Sansan株式会社は、1年間のビジネスの出会いに感謝し、名刺を納めながら翌年の良縁を祈願する顧客参加型のPRイベント「Sansan名刺納め祭」を8年にわたって開催してきました。2022年開催の「THE FINAL」では、紙の名刺文化からデジタル化への移行を象徴する最後の名刺納め祭として、神田明神を会場に実施しました。

  • 神社でのご祈祷・名刺納めという日本ならではの文化を活用し、自社サービス(名刺管理)との世界観を一体化させた独自のコンセプトを設計
  • 会場に専用スキャナーを設置し、持参した名刺をその場でデジタルデータ化できる体験型コンテンツを提供
  • オーダースーツギフトカードやワイヤレスイヤホンが当たる巨大ガラポンなど、会社員へのプレゼント企画で参加者の満足度を高める工夫を実施

出典:https://jp.corp-sansan.com/event/meishiosame-final/

企業説明会

就職希望者に向けて情報を発信することを主目的とした企業イベントです
自社の魅力や競合他社・業界に対する理解を深めてもらい、就職後のミスマッチを減らします。自社が単独で企業説明会を開催する方法や、合同企業説明会に参加するという方法もあります。

【事例 | 旭化工株式会社が参加した合同企業説明会】

画像は、旭化工株式会社が合同企業説明会に参加した様子です。
旭化工㈱はBtoB企業です。CMやテレビでの宣伝が少なく世間一般的には知名度が低いため、合同企業説明会においては就活生が集まりにくいという不利な点があります。

そのため、以下のような点に気を配ったそうです。
・装飾は旭化工㈱のイメージカラーの青でパネルや椅子カバーなど統一
・清潔感のあるブース
・会社説明では、BtoBのプラス点や真面目な社風と安定企業である事をアピール
・詳しい仕事内容を説明する為、営業部や技術部の方々も参加

出典:https://ameblo.jp/asahi-kakou/entry-12770153511.html

②社内向けの企業イベント

社内向けの企業イベントは社員の傾向に合わせてイベントの内容を決めることができるので、社外向けの企業イベントに比べて自由度が高く、それぞれの企業の特色を出すことができます。
社内向けの企業イベントには、以下のようなものがあります。

社員総会・キックオフミーティング

経営方針や事業目標を全社員に共有し、組織の一体感を高めることを目的とするイベントであり、基本的に全社員が対象です。

一般社団法人では年1回の開催が法律で義務付けられており、一般企業では「キックオフミーティング」として期初や年初に開催するケースが多く見られます。

【事例 | 弥生株式会社の社員総会】

弥生株式会社では、東京ドームホテルにて、「1部:ビジネスセッション」「2部:懇親会」の2部形式で社員総会を行いました。

1部のビジネスセッションでは、社長からのメッセージや、本部長・役員のパネルディスカッションが行われました。
2部の懇親会では余興として「テーブル対抗 互いの共通点何個あるゲーム」「お楽しみ抽選会」「本部長対抗 巨大黒ひげ危機一髪」が行われました。

同社はリモートワークの社員も多く、社員総会は、全社で集まり、同じ空間・同じ体験を共にする貴重な機会となったようです。

出典:https://note.yayoi-kk.co.jp/n/nb921d255580a

社員総会については以下の記事でも詳しく解説しています。

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②表彰式

優れた成果を上げた社員や部門を表彰し、モチベーションの向上や社内文化の醸成を図るイベントです。全社員が集まる形式のほか、対象者のみを招いた規模の小さい形式で行われるケースもあります。


【事例|株式会社 CyberZの「CyberAgent AWARDS 授賞式」】

CyberAgent AWARDS 授賞式

サイバーエージェントグループでは、半期に一度、グループ全社員の中から最も活躍した個人・チーム・プロジェクトを表彰する全社表彰式「CyberAgent AWARDS 授賞式」を開催しています。新人賞・ベストプレイヤー賞・ベストマネージャー賞など複数部門を設け、グループ全体の士気向上と優秀な人材の可視化を図っています。

  • 受賞者・ノミネート者が会場に集まる一方、他の社員はオンラインで視聴・コメントで参加できるハイブリッド形式を採用し、グループ全体が一体となって盛り上がれる場を設計
  • 新人賞・ベストプレイヤー賞・ベストマネージャー賞など複数の賞を設けることで、職種や役職を問わず幅広い社員が評価される機会を創出
  • 受賞者のコメント発信を社内外に公開することで、受賞者のモチベーション向上と他社員への刺激を同時に生み出す仕組みを構築

出典:https://cyber-z.co.jp/cyberzdna/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%88%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97%E5%85%A8%E7%A4%BE%E8%A1%A8%E5%BD%B0%E3%80%8Ccyberagent-awards-%E6%8E%88-2.html

③周年イベント

企業創立から10年や20年など、区切りのいいタイミングで行う企業イベントです。
自社の社員対象に開かれるもの、取引先の上役や社員の家族なども参加できるもの、顧客まで巻き込んだものまで、目的に合わせたさまざまな形式があります。
周年イベントは、社内パーティー形式で行われるものからこちらの事例のようにお客様も巻き込んだイベントにするものまでさまざまです。
また、周年限定のノベルティの作成やイメージキャラクターの作成、ホームページのリニューアルなど、個性的なアイデアを練る企業もあります。

【事例|三井住友トラストグループ「のワールドカフェ」(創業100周年記念イベント)】

三井住友トラストグループ「のワールドカフェ」(創業100周年記念イベント)

三井住友トラストグループは、創業100周年を記念したイベント「ワールドカフェ」を2025年6月6日にパシフィコ横浜で開催し、グループ社員総勢1,000人が集結しました。会社・部署・年齢の垣根を超えて「私たちの挑戦アイデア」をテーマに議論を交わし、次の100年に向けた第一歩となる場を創出しました。

  • ワークショップ形式を採用し、参加者が「私たちの挑戦アイデア」について自由に議論できる場を設計。一方的な式典にとどまらず、社員全員が主体的に参加できるプログラムを構成
  • 大山社長と100周年担当役員によるパネルディスカッションを実施し、普段聞くことのできない役員の挑戦やパーソナリティに社員が直接触れられる機会を創出
  • 懇親会では飲み物に付いたグループロゴのタグの裏に賛同した挑戦アイデアを記入・投票で

出典:https://www.100th.smth.jp/%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%82%AB%E3%83%95%E3%82%A7%E9%96%8B%E5%82%AC/

④経営合宿

企業の幹部や管理職が社外の場に集まり、戦略の議論や意思決定を行うオフサイトミーティングです。普段とは異なる環境での対話が参加者の結束を深めます

会議後に懇親会を設けたり、バーベキューやラフティングなどのアクティビティ、温泉を組み合わせるケースもあります。

【事例|一般財団法人GovTech東京「経営合宿」】

GovTech東京(一般財団法人)は、団体設立から約9ヶ月が経過した2024年春、経営メンバー(理事・本部長)を対象とした初の経営合宿を実施しました。

新年度に複数の新メンバーが加わったタイミングで、チームとしての相互理解と組織課題の共通認識づくりを目的としました。

  • アイスブレイクとして事前に「16typepersonalities」の性格診断を実施し、診断結果だけでなく自己認識とのギャップも全員が発表。普段見えにくい経営メンバーの人間性を共有することで、参加者の距離感を縮める工夫を実施
  • 「レゴ®シリアスプレイ®」を活用し、抽象的な「GovTech東京が目指すゴール」や「理想の組織のかたち」をレゴブロックで具体化。NASAやGoogleでも導入された手法を用いて、参加者それぞれのビジョンを可視化・共有
  • 組織サーベイの結果をもとに現状(AsIs)と理想(ToBe)についてグループディスカッションを実施し、各経営メンバーが「私のコミットメント」を宣言。合宿で生まれた気づきを社内ツール(Notion)で全職員に公開し、組織全体への波及効果を生み出す仕組みを設計

出典:https://note.govtechtokyo.jp/n/na44324ad8d06

⑤報奨旅行

優れた成果を上げた社員や部門を対象に、旅行形式で報いるインセンティブ施策です。国内・海外を問わず、日常業務から離れた体験を通じてモチベーションの向上や離職防止にもつながります

以下の記事では社内イベントの事例を豊富に紹介しています。さらに知りたい方はぜひ参考にしてください。

【事例|住友生命保険相互会社の「グランドコンベンション」】

住友生命では、業績・販売の質・顧客への貢献度において入賞基準を達成したライフプランナーおよび営業管理職を対象に、報奨イベント「グランドコンベンション」を毎年開催しています。2025年度は札幌コンベンションセンターにて4グループに分けて実施し、入賞者1,500名超・来場者約5,000名と過去最多規模での開催となりました。

  • 入賞者だけでなく家族も招待した表彰式を実施し、日頃の活動を支える家族への感謝を全員で再認識する場として設計。代表者スピーチでは顧客への感謝も共有し、仕事の意義を改めて確認できる機会を創出
  • 経営陣からのメッセージを通じて会社のビジョンや今後の方向性を共有し、表彰にとどまらない「研修セッション」としての機能も持たせることで、参加者のモチベーション向上と方針浸透を同時に実現
  • 全国の支社が一堂に会することで、普段接点のない社員同士が互いの功績を称え合う場を創出。組織全体の一体感と競争意識の両立を図る構成

出典:https://www.sonylife.co.jp/lifeplanner/about/

社内イベントの事例については、以下のページもぜひご参照ください。

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2. 企業イベントの成功事例

ここでは、ストラーツが携わった企業イベントの成功事例を紹介します。

(1) 株式会社YOU様(PRイベント)

株式会社YOU様(PRイベント)

株式会社YOUでは、「行ってみたいと思わせる目新しさ」と「来場者の満足度」の両立を目標に、初開催のPRイベントを実施しました。

初めての開催ということもあり、事前の来場者数が読めないことや準備漏れへの不安を抱えながらの準備に。しかし、当日は抽選会が大いに盛り上がり、来場者の約半数がお買い物を楽しんで約4分の1が体験ブースを利用するなど、企画ごとに明確な反応が得られました

ストラーツへの依頼の決め手は、問い合わせ後の対応スピードと、最初のやり取りの段階からこちらの意図を素早く汲み取る提案力だったといいます。初開催で不確定要素が多い中でも、パートナーとして伴走してもらえたことで、イベントを形にすることができたと評価をいただいています。

事例の詳細は以下よりご覧いただけます。

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(2)株式会社アジャイルエナジーX様(企業展示・屋外展示)

株式会社アジャイルエナジーX様(企業展示・屋外展示)

株式会社アジャイルエナジーXでは、来場者に展示内容をいかに分かりやすく伝えるかをテーマに、展示会への出展を実施しました。

準備段階では、イベントまでの時間が限られる中で、関係各社との調整を同時並行で進めなければならないという制約がありました。そのような状況でも、ストラーツのスピード感ある対応によって、制作・調整・意思決定を滞りなく前に進めることができたと評価いただいています。

成果としては、リーフレットのクオリティを高く評価いただきました。展示内容を補完し来場者の理解を助けるツールとして、イベント全体の完成度を高める役割を果たしました。限られた時間と条件の中でも品質を妥協せず進められたことが、今回のイベントを成立させた大きな要因だったと振り返っています。

事例の詳細は以下よりご覧いただけます。

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(3)公益財団法人廃棄物・3R研究財団様(フォーラム)

公益財団法人廃棄物・3R研究財団様(フォーラム)

公益財団法人廃棄物・3R研究財団では、資源循環分野における先進事例の共有と、自治体支援・参加者同士のマッチング促進を目的としたカンファレンスを全国7地区で開催。

各地区の開催日程が近接しており十分な準備期間の確保が難しい中、主催者・共催者など多数の関係者との調整も求められる複雑な運営体制が課題でした。また、会場参加者だけでなくオンライン視聴者にも安定的に内容を届ける必要があり、現地と配信の双方を成立させる運営が求められていました。

結果として各会場で100名の参加申込を実現し、登壇者と参加者・参加者同士による意見交換や名刺交換も活発に行われました。行政・公官庁主催イベントでの配信実績を持つストラーツの現場対応力と安定した進行力が、全国規模での開催を支えたと評価いただいています。

事例の詳細は以下よりご覧いただけます。

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(4)レモンガス株式会社様(社員総会)

レモンガス株式会社様(社員総会)

レモンガス株式会社では、新体制発足後初となる社内イベントを実施しました。単なる定例行事としてではなく、新体制のスタートを象徴する場として、演出面に強くこだわった内容を目指しました。

準備段階では、イベント全体の構成がギリギリまで確定しないという難しい状況が続きました。限られた時間の中で判断と修正を繰り返す中でも、ストラーツの柔軟な対応によって一つひとつ整理を進め、最終的に納得感のある形にまとめることができたといいます。

結果として例年とは異なる構成でイベントを実施でき、新体制の第一歩として参加者にこれまでとは違う印象を伝えることができたと評価いただいています。重要な節目となるイベントを任せるパートナーとして、信頼できる対応だったと振り返っています。

事例の詳細は以下よりご覧いただけます。

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(5)株式会社XCEED様(忘年会)

株式会社XCEED様(忘年会)

株式会社XCEEDでは、会社のさらなる飛躍を象徴する場として、忘年会の演出を大幅に強化しました。

初開催から一年を経て、ムービーや音楽をはじめとする演出面のクオリティ向上に注力。社員だけでなく招待した取引先にも会社の熱量や成長性を感じてもらえるイベントを目指しました。

準備期間は非常にタイトで、制作物の完成がイベント当日になるものもありましたが、ストラーツの柔軟な対応力によって一つひとつ形にすることができたといいます。当日は社長によるプレゼンテーションや表彰式が強化した演出と相まって、会場全体に一体感が生まれ、参加者の記憶に残るイベントとなりました

前年に続いての依頼であり、会社の文化や意図を共有しながら進められた点も大きな安心材料だったと振り返っています。

事例の詳細は以下よりご覧いただけます。

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3. 企業イベントの費用相場

企業イベントの費用相場

企業イベントの費用は、イベントの種類や規模によって大きく異なります。 例えばストラーツでは、依頼範囲に応じて以下の3つのプランを用意しています。

プラン料金目安内容
当日運営サポート100万円〜企画・コンテンツは自社で準備し、当日の運営のみ依頼したい場合
総合プロデュース150万円〜企画から当日運営まで一貫してサポートを求める場合
フルパッケージ200万円〜映像・演出・造作など特別な体験価値を追求したい場合

ただし、上記はあくまでも目安です。実際には、以下のような要因によって価格が大きく変動することもあります。

(1) 参加人数・規模による費用の違い

参加人数が増えるほど、会場費・飲食費・交通宿泊費などの基本的なコストが増加します。数十人規模の社内イベントであれば、比較的小さな会議室で対応可能でしょう。一方で、数百人・数千人規模になると大型ホールや宿泊施設の手配が必要になり、費用は大きく跳ね上がります。

(2) 依頼範囲による費用の違い

記念品・ノベルティの制作、映像制作、オンライン配信、ステージの施工・造作など、何をどこまで外注するかによって費用は大きく変化。企画・進行管理のみを依頼する場合と、制作物すべてをワンストップで依頼する場合では、同じ規模のイベントでも総費用に大きな差が生じます。

(3) 機材・設備による費用の違い

機材・設備の違いによっても、費用総額は変化します。社員総会やカンファレンスのように「登壇者が話せる・照明を操作できる」程度であれば、会場に備え付けの設備で対応できるケースが多く、追加費用を抑えやすいでしょう。

一方、コンサートやパーティーイベントでは、スポットライトやレーザーなどの特殊照明、重低音が効く音響システムが必要になるケースがあります。その場合は専用機材の調達が必要となり、費用は大きく増加します。 

(4) 人員配置による費用の違い

受付・司会・運営スタッフを自社で賄うか外部に委託するかによっても費用は変わります。司会者の手配や運営スタッフの外部委託はイベントのクオリティ向上につながる一方、その分のコストが加算されると考えなくてはいけません。

どこまで自社で対応できるかを事前に整理しておくことが、費用を適切にコントロールするうえで重要です。

4. 企業イベントの企画から運営までの手順

企業イベントの企画から運営までの手順

ここでは企業イベントを開催する手順を解説します。

(1)企画の構想・打診・企画書の作成

企画にあたってはまず、「誰を対象に」「何を目的として」開催するのかを明確にします。目的や目標が具体的に定まっていないと、その後の構想や企画書の作成も進められません。担当者の独断で決めるのではなく、この段階で社内の関係者と目的を共有しておくことが重要です。

目的と対象が固まったら、外部への打診を行います。講師や著名人など外部の協力者が必要な場合は、企画書が完成する前の段階で日程や条件の確認を進めておきましょう。会場についても同様に、空き状況や費用を早めに確認しておくとスムーズです。

打診が整ったら企画書を作成します。企画書には以下のような6W2Hの観点を意識して盛り込むことで、関係者間での認識のズレを防ぐことにつながります

6W2Hの観点
  • When(いつ):開催日時
  • Where(どこで):開催場所
  • Who(誰が):主催者
  • Whom(誰に):対象者
  • What(何を):具体的に実施する企画
  • Why(どうして):イベントの開催目的
  • How(どのように):イベントの開催に向けたスケジュール・当日の動き
  • How much(いくらで):予算 

これらをイメージしながら企画書を構成すると、下のような構成の企画書が作成できます。
企画書作成の参考になさってください。

企画書の例

(2)関係者・依頼先との打ち合わせ

企画書が承認されたら、社内外の関係者との打ち合わせを進めます。この段階で特に重要なのが社内調整です。後から「聞いていない」「話が違う」といった声が上がると、担当者は社内と依頼先の間で板挟みになり、対応に追われる状況になりかねません。

場合によっては担当者が心身ともに疲弊してしまうケースもあります。定期的に社内で進捗を共有し、承認を得ながら進める体制を整えておくことが大切です。

役員や招待客への挨拶依頼など、社内の地位が高い方への依頼は数か月前の早い段階で行うようにしましょう。キャンセルが発生した場合の費用負担なども事前に確認しておくと安心です。

(3)会場・オンラインシステム・飲食物の手配

会場の予約、飲食物の手配、オンライン・ハイブリッド開催の場合は配信システムの準備を進めます。毎年同じ会場を使用している場合は、前回のイベント時点で翌年の予約を押さえておくとスムーズです。

参加者の移動が伴う場合は、交通手段や宿泊の手配も早めに行いましょう。

(4)運営マニュアルの作成

当日に関わるすべてのスタッフが共通認識を持てるよう、運営マニュアルを作成します。以下のような要素を盛り込むことで、当日の混乱回避につながるでしょう。

項目概要
イベントのタイトル・日時・会場・主催・登壇者などオンラインでイベントでは、イベントのURLやパスワード、操作方法などの解説があると良いでしょう。
また、イベントの目的・ゴールも記載しておくと、イベントスタッフのやる気を引き出しやすくなります。
会場までの主な交通手段・所要時間・道順近隣のコンビニなども記載しておくとお客様に質問されたときにスムーズです。
スタッフ組織図・配置図スタッフは誰なのか、リーダーや各担当者をわかりやすくしておくことで、スタッフが動きやすくなります。
当日のスケジュール早めに作成することで、時間的に厳しい部分やスタッフが不足している部分などが見つけやすくなります。
使用する機材・備品のリスト数量・配置場所・手配責任者・管理者などを詳細に記載しておくことで、会場に搬入するタイミングや、搬出の仕方などをスタッフ全員で共有できます。
会場の見取り図・ステージレイアウト会場についての質問には、どのスタッフも答えられるようにしておくとスムーズです。
緊急連絡先チームのリーダーやイベント責任者などの連絡先を入れておけば、トラブル発生時にもスムーズに対応しやすくなります。
トラブルシューティング予測できるトラブルについて対応策を明記しておくことで、各担当である程度は処理できることが期待できます。

(5)リハーサル

本番前日までに、当日の流れを通しで確認します。機材トラブルへの対処や、不測の事態への対応についても、この段階でスタッフ全員に共有しておきましょう。

(6)当日の進行

リハーサルで確認した手順に沿ってイベントを進行します。トラブルが発生した際も、運営マニュアルのトラブルシューティングを参照しながら冷静に対応しましょう。

(7)会計処理・フィードバック

イベント終了後は経費の精算を行い、外部への謝礼の支払いを済ませます。あわせてスタッフや参加者へのアンケートを実施し、成功した点・改善すべき点を整理します。当初設定した目標に対してどの程度達成できたかも確認しておきましょう。

(8)次回開催に向けた振り返り

フィードバックをもとに、次回の開催に活かせる改善点をまとめます

民間企業のイベントでは、納品・支払い完了をもってイベント会社への依頼が終了するケースが多いといえます。一方、行政・公的機関が主催するイベントでは、報告書の提出までをイベント会社に依頼しておく必要があるでしょう。

イベント運営については以下の記事でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

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5.企業イベント成功のためのポイント

企業イベントを成功させるためには、次のような点が重要です。

企業イベント成功のためのポイント

(1)目的・対象者をはっきりさせる

企業イベントを成功させるための第一歩は、「誰に向けて」「何のために」開催するのかを明確にすることです。毎年定例で行っているイベントであっても、今回のイベントで何を達成したいのかを改めて言語化しておくことが重要です。

目的があいまいなままイベントを進めると、企画の方向性がブレたり、関係者間で認識のズレが生じたりする原因になります。できるだけ具体的・詳細に設定した上で、関係者全員で共有してからスタートしましょう。

(2)集客・参加促進につながる工夫をする

集客・参加促進につながる工夫をすることも、企業イベントの差成功においては重要です。

社外向けイベントであれば広告やSNSによる告知も有効ですが、それだけでは十分とはいえません。「参加したい」と思わせるコンテンツ・プログラムの設計自体が、集客と参加促進の核心です。

どれだけ告知に力を入れても、イベント自体の魅力が伝わらなければ参加者は集まりません。企画・設計の段階で「参加者にとってどんな価値があるか」を中心に考えることが、集客成功への近道です。

(3)進捗管理とリスクへの備えを徹底する

イベントの準備は多くのタスクが並行して動くため、進捗管理を怠ると直前になって対応しきれない事態が発生します。以下のようなWBS(作業分解構成図)などを活用してタスクと期限を可視化し、定期的に進捗を確認する習慣をつけましょう。

WBS(作業分解構成図)

あわせて、トラブルへの備えも重要です。機材の不具合・登壇者の急なキャンセル・悪天候による来場者の減少など、想定されるリスクとその対応策を事前に整理しておくことで、当日の混乱を最小限に抑えることができます。

(4)費用対効果は適当かを考える

イベントを実施するとなると、会場費・飲食費・機材代など、かなりの費用がかかります。

それらの支出を行ってでも得られるメリットを明確化しておきましょう。

例えば新商品の発表会の場合、その発表会を行ったことによって得られる将来的な売上額の増加が、イベントの開催費用を上回らなくてはいけません。

よりコストをかけてでもイベント規模を大きくすべきなのか、コストを抑えて確実な利益を狙いに行くのかを検討していく必要があります。

また、決められた予算の中で最大の効果を得ることが可能な内容であるかをよく検討することも重要です。

(5)イベント制作のプロに依頼することを検討する

自社イベントを社員の手で作り上げることはメリットもありますが、通常業務に支障が出るなど無理があるならばイベント制作会社などに代行してもらうかを検討することも重要です。

イベント制作会社なら、豊富な知識と経験から円滑で効果の大きなイベントの企画・運営が期待できます。

外注すれば、費用は自社ですべてを手配する場合よりもかかります。しかし、イベント開催のために割かれる人員コストや実際に開催されるイベントのクオリティを考えると、イベント制作会社に一度見積りをお願いしてみるのも良いでしょう。

イベント会社を検討する際には、以下の記事が参考になります。

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6. 企業イベントのトレンド【2026年】

企業イベントを取り巻く環境は、近年大きく変化しています。ここでは、開催形式のデジタル化やイベントの戦略的な位置づけの変化など、担当者として押さえておきたいトレンドを3つご紹介します。

(1)ハイブリッドイベントの定着

リアル参加とオンライン参加を組み合わせたハイブリッド形式が、企業イベントの標準的な選択肢として定着しつつあります。地方拠点や海外拠点の社員・関係者も参加しやすくなることで、参加率の向上や組織全体の一体感醸成につながるでしょう。

ハイブリッド対応には、安定した配信環境の整備や、オンライン参加者が疎外感を感じないような進行設計が求められます。会場側の設備だけでは対応しきれないケースもあるため、配信ノウハウを持つイベント会社への相談も選択肢の一つです。

ハイブリッドイベントについては、以下のページが参考になります。

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(2)企業成長と連動した計画としてのイベント活用

これまでは企業イベントは、「必要なときに単発で開催する」という位置づけが一般的でした。しかし、近年では事業戦略や人事・組織戦略と連動させた年間計画として、イベントを位置づける企業も増えています

以下のような形式で複数のイベントを年間通じて設計することで、従業員エンゲージメントや顧客との関係強化を継続的に図ることが期待できます。

  • 期初のキックオフ
  • 中間期のカンファレンス
  • 年末の社員総会・表彰式 など

単発のイベントではなく、企業成長の基盤として活用する視点が重要になってきていると認識しておくとよいでしょう。

(3)企業イベントへのAI活用

近年では日常・産業のあらゆる分野に取り入れられてきているAIの活用は、企業イベントの分野でも徐々に広がってきています。ただし、企業イベントへのAI活用は、現時点では制作・運営側での活用が中心です。

企画・プログラム設計の効率化や、参加者満足度の計測などに取り入れられるケースが出てきています。会場案内へのAI活用や、カメラを使った感情分析なども一部で試みられていますが、精度や実用性の面ではまだ発展途上の段階です。

参加者が直接AIを活用する形での普及はこれからの段階であり、今後の動向として引き続き注目が必要な領域だといえるでしょう。

7.おわりに

企業イベントは、誰に向けて行うか、規模はどの程度かなど、種類も性質もさまざまです。
どのような相手に、どのような目的で、どのような費用対効果でイベントを実施するのかを大切にすることで、イベントの質や効果は大幅にアップするでしょう。

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