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“社内運動会 完全ガイド”企画・費用・競技アイデアから稟議の通し方まで

「社内運動会を開催したいけど、盛り上がる競技や企画が分からない」
「社内運動会の成功事例にはどのようなものがある?」

上記のような疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は社内運動会のメリットやデメリット、成功事例、イベント例などを紹介します。
社内運動会を開催する時に役立つ情報を盛り込みましたので、ぜひ参考にしてください。

社内運動会や周年イベントなどの企業イベントを任せるなら株式会社ストラーツがおすすめです。
企画立案から会場手配、スライド・映像制作、当日の運営までワンストップで対応。大手広告会社やイベント会社出身のプロフェッショナルが、参加者の一体感を高める演出と高品質なイベント運営を実現します。

「例年と同じで盛り上がらない」「準備の負担が大きい」といった社内運動会の課題を、プロの企画力と制作力で解決します。

株式会社ストラーツ
目次

1.社内運動会の成功事例10選

ここでは、社内運動会の成功事例を紹介します。規模や内容、雰囲気などを参考にしてください。

①株式会社カーゾック(KARZOC)

株式会社カーゾック(KARZOC)

引用:https://www.karzoc.co.jp/news/1795/

株式会社カーゾックでは、2024年11月に戦国運動会というユニークな形で社内運動会を開催しました。
社内運動会は2015年より毎年行っていましたが、2020年以降、感染症対策のため中止が続いていましたが、5年ぶりの運動会には役員を含む総勢91名が参加しました。
通常の競技よりも遊びの要素が大きいことで、誰でも気軽に参加しやすいものとなっています。

②株式会社 明治産業

株式会社 明治産業

引用:https://www.meiji-sangyo.co.jp/news/2021/20211108_2617.html

株式会社 明治産業では運動会や野球大会などを企業理念の浸透や思考力向上、集中力向上を目的として年数回開催しています。

2021年から2022年に開催された明治産業オリンピック(MOC)では数回に分けて競技を進行しており、第1回戦が「インサイダーゲーム」、第2回戦が「野球大会」、第3回戦が「めいじ百人一首」と、工夫を凝らした多種多様な種目が用意されているのが特徴です。

③フリュー株式会社

フリュー株式会社

引用:https://tech.furyu.jp/entry/2023/08/09/115639

フリュー株式会社では、コミュニケーションをする場として日帰りの社員旅行の中で「七夕祭り」を開催しました。

社内運動会的な玉入れや綱引き、借りもの競争といった競技だけでなく、4択クイズ、ゲーム大会など幅広い内容があるのが特徴です。さらに、会場には当日限定デザインも搭載したプリントシール機を設置したり、ゲストに有名人を招くなど、様々な角度で楽しめるイベントとなりました。

④株式会社ファーストコンテック

株式会社ファーストコンテック

引用:https://wk-hd.com/blog/sports-day/

株式会社ファーストコンテックは、社員だけでなくそのご家族も参加でいる社内運動会を開催しました。

アイスブレイクも兼ねたフルーツバスケットやチーム戦であるドッチボールなど、段はあまり運動を得意としない方も楽しく交流できるきっかけとなるよう競技の選択が工夫されていました。

⑤株式会社CONY JAPAN

株式会社CONY JAPAN

引用:https://www.instagram.com/cony_ps0701/p/DDOk3nUCe44/?img_index=1

株式会社CONY JAPANでは社内イベントを多数開催しており、そのうちの一つとして社内運動会を開催しました。

参加者は総勢70名で、競技はドッジボールや綱引き、リレーなどを含めた8種目を実施しました。社内イベントを通して部署を超えたコミュニケーションが可能になり、結束力の強化に役立っています。

⑥ボッシュ株式会社

ボッシュ株式会社

引用:https://www.talent-book.jp/bosch/knowhows/52317

ボッシュ株式会社は、社内運動会とハッカソンを組み合わせたユニークな入社式を行いました。決められた時間内に新入社員たちにオリジナルの競技を考案してもらい、デモンストレーションを通して実施競技を決定します。

新入社員全員が「自分自身の入社式をデザインする」メンバーになることで、答えのない問いに対してチームで取り組むという体験ができました。

⑦株式会社スポーツフィールド

株式会社スポーツフィールド

引用:https://www.sports-f.co.jp/news/240405-1/

スポーツ業界の求人サイト運営やアスリートのセカンドキャリア支援などを行う株式会社スポーツフィールドでは、入社式後に社内運動会を開催しました。

種目は、フリースロー対決やバスケットボール、ドッジボール、チーム対抗リレーなどで、家族の参加もできます。
新卒社員22名と中途社員5名で行う種目や、部署ごとにチームを組んだ種目、お子様向けの種目など、新入社員の歓迎や社風を感じてもらう目的で開催している側面が強いのが特徴です。

⑧株式会社アンドエーアイ

株式会社アンドエーアイ

引用:https://andai.net/news/SXlGMcuq

株式会社アンドエーアイでは2023年の数あるイベントの一つとして社内運動会を開催しました。
オーソドックスな種目である大繩飛びやドッジボールに加えて人狼蹴鞠、ボッチャといったユニークな競技があるのが特徴です。
運動会後には食事会も開かれました。

⑨メディアファイブ株式会社

メディアファイブ株式会社

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000003036.html

メディアファイブ株式会社では、社員はもちろん代表取締役や外部取締役も含めた総勢100人規模の社内運動会が開催されました。
同社では、社員間の懇親と健康促進を目的に年に一度社員運動会に取り組んでいます。平日の業務時間内で開催し、全社員は日々の業務の一環として参加しています。

選抜メンバーが本気で取り組むメイン競技(バレーボールやバスケットボールなど)と全員が楽しめるサブ競技(玉入れや大縄跳びなど)が用意されているのが特徴です。

⑩株式会社ネタもと

株式会社ネタもと

引用:https://netamoto.co.jp/news/event20231029/

株式会社ネタもとでは、社員どうしや内定者との交流の場として社内運動会を開催しました。入社前に会社の雰囲気をつかむ場としてイベントが設けられており、他部のメンバーとも交流できる点が特徴です。

社内運動会を成功させるには、競技の工夫はもちろん、会場の手配や物品準備、当日の進行などやるべきことが多くあります。社内イベントの経験が豊富な株式会社ストラーツなら、社員の負担は少なく、予算内でクオリティの高い運動会を提案します。ぜひご相談ください。

2.社内運動会を実施する目的

社内運動会を実施する目的

社内運動会は「楽しいだけのイベント」ではありません。企業が社内運動会を実施する背景には、組織が抱える具体的な課題があります。

ここでは、社内運動会を開催する主な目的を3つに整理します。

(1)会社・部署間の関係構築とロイヤリティの向上

社内運動会は、普段の業務では接点の少ない部署や拠点をまたいだ関係構築の場として機能します。

チーム競技を通じて「一緒に戦う仲間」という感覚が生まれることで、業務上の連携がスムーズになるだけでなく、会社への愛着(ロイヤリティ)の向上も期待できま

縦割り組織の解消や部門間サイロの打破を課題とする企業にとって、社内運動会は有効な施策の一つです。

(2)多様な人材が混在する組織の関係づくり

多様な人材が混在する組織の関係づくりも、社内運動会を実施する重要な目的の1つです。

リモートワークの普及により、社員同士が顔を合わせる機会は以前と比べて大幅に減少しています。また、人員の流動性が高まる中で、新しく入社したメンバーとの関係をいかに早く構築するかは多くの企業の共通課題です。

さらにM&Aや組織の急成長によって、異なるバックボーンを持つ社員が同じチームで働くケースも増えています。このような「つながりが薄れやすい環境」において、社内運動会は立場や入社時期を超えた関係を自然につくり出す機会になります

(3)社員の福利厚生・エンゲージメントの向上

かつての「飲み会」「社員旅行」に代わる福利厚生として、社内運動会を位置づける企業が増えています。

参加を前提とした飲み会では集まりにくい社員も、しっかりとしたコンテンツとして設計された運動会であれば参加しやすく、全員が楽しめるイベントとして機能します。

トヨタをはじめとする大企業では毎年の恒例行事として定着していますが、社内運動会の効果は企業規模や業種を問いません。

社員が「この会社で働いていて良かった」と感じる体験を提供することが、エンゲージメントの向上や離職防止にもつながります

3.社内運動会の種類とバリエーション

一口に「社内運動会」といっても、その形式は多岐にわたります。

(1)従来型の社内運動会

昭和から続く全社参加型の運動会で、体育館や屋外グラウンドを貸し切って1日かけて開催するスタイルです。トヨタをはじめとする大企業では現在も毎年の恒例行事として定着しており、引き続き多くの企業で採用されています。

(2)スポーツ限定型

競技を一つに絞った「社内マラソン大会」「フットサル大会」「野球大会」「ボウリング大会」のように、部活動の延長として開催するスタイルです。

全社規模ではなく部門内の交流を目的とした開催も多く、外部のイベント会社に依頼せず自社で完結するケースがほとんどです。開催数・需要ともに依然として大きいカテゴリです。

(3)平日夜間のライト開催

近年増えているのが、週末ではなく平日の退勤後にライトに開催するスタイルです。天井高のあるカンファレンスホールやイベントスペースでも実施できるため、大型施設へのアクセスが難しい都心部の企業にとって現実的な選択肢です。

準備・運営の負担を抑えながら社内交流の場を設けたい企業に向いています。

(4)ゆるスポーツ・XRアクティビティ

「ゆるスポーツ」は、年齢・運動能力・性別に関わらず誰もが楽しめるよう既存スポーツのルールをアレンジした新しいスポーツの総称です。勝敗よりも「参加すること」に重きを置いた設計のため、運動が苦手な社員も気軽に楽しめます。

またVR・ARなどのXR技術を使ったアクティビティも選択肢として広がっており、テクノロジー系企業を中心に採用事例が増えています。

4.社内運動会の準備スケジュールと流れ

社内運動会の準備スケジュールと流れ

ここでは、社内運動会の準備スケジュールと流れについて解説します。

(1)イベント会社への相談

社内運動会を成功させるには、準備期間の確保が最大の前提条件です。早期にイベント会社へ相談し、3ヶ月~半年前程度には会場を押さえられるようにしましょう

ただし、人数規模が多い場合は遅くとも開催の1年以上前にはイベント会社へ相談を始める必要があります

早期に相談する最大のメリットは、会場選定からプロと一緒に動ける点です。参加人数・競技内容・予算感をもとに適切な会場を絞り込み、仮押さえまでをスムーズに進められます。

(2)【半年~3ヶ月前まで】目的設定・予算確定・会場仮押さえ

会場の仮押さえと並行して、開催目的・コンセプト・予算の大枠を1年~半年前までに固めます。その後の競技選定や演出の方向性を決めるために、目的設定は大切です。協議内容は目的に合っているだけでなく、気軽に参加できるようなプログラムであることも大切です。

特に都内での大規模人数での開催を想定している場合、会場の確保は想像以上に難航します。体育館やイベントホールは1年前の時点ですでに予約が埋まっているケースも珍しくなく、直前に動き始めると希望の日程での実施が難しくなります。

人数がそれほど多くない場合は、貸会議室で簡易的にやるケースも多数です。また、社内での日程調整も問題になることも少なくありません。業態・業種・部署などにもよりますが、6、7、10、11月の中旬位になるケースは多いでしょう。

予算規模が固まったタイミングで、できるだけ速やかに会場を仮押さえする動きを取りましょう。

関東エリアでの社内運動会の会場選びについては、以下の記事もご参考にしてみてください。

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(3)【2ヶ月前】競技内容・チーム分け・告知

開催概要が固まったら、競技内容とチーム分けを実施します。競技は運動の得意・不得意に関わらず全員が楽しめる構成を意識しましょう。競技性を持たせる場合は審判が必要になるケースもあるため、外部への手配が生じることを念頭に置き、早めに動いておくことが重要です。

チーム分けは普段関わりの少ない部署や世代が混ざるよう設計すると、交流促進につながります。告知はこのタイミングで一斉に行います。社内メールだけでなく、食堂や休憩室への掲示など目に触れやすい場所への展開も有効です。景品がある場合は告知時点で伝えておくと、参加意欲の向上につながるでしょう。

(4)【1ヶ月前】備品手配・景品準備・プログラム作成

競技に必要な備品をリストアップし、手配を進めます。特に、機材や設備、大玉など在庫があるものは早めに動く必要があります。

レンタルサービスを活用すると、競技用具から音響機器・テントまでまとめて揃えられるため効率的です。早めに動くことで、手配が難しい備品が出た場合に競技内容を変更する余裕も生まれます。

景品は参加意欲を高める重要な要素です。もらって嬉しいものだけでなく、仮装グッズなど当日の盛り上げに使えるものを混ぜると効果的でしょう。また、当日配布するプログラムの作成もこの時期に済ませておいてください。

備品手配や制作物の準備をイベント会社に一括して任せると、担当者の負担を大幅に抑えられます。

(5)【1週間前】最終確認・参加者への案内

開催1週間前は、当日に向けた最終確認の時期です。参加者への案内として、集合場所・タイムスケジュール・服装・持ち物などをまとめた案内文を送付します。

運営側は、進行シミュレーションをこのタイミングで行っておきましょう。各競技の担当スタッフへの役割確認、緊急時の対応フロー、会場設営の段取りまで、当日の動きを頭の中だけでなく書面に落とし込んで共有しておくと、本番でのトラブルを最小限に抑えられます。

(6)【当日】タイムスケジュールと運営の動き方の整理

当日は事前に組んだタイムスケジュールを軸に動きます。開会前に会場設営・音響確認・備品の配置を終わらせ、参加者が集まり始める前に運営スタッフ全員で役割と動き方を最終確認しましょう。

なお、会場の予約時間には前後に十分な余裕を持たせることが重要です。設営・リハーサルに時間がかかるため、受付開始の4時間前には会場に入れる状態が理想的です。場合によっては前日から会場を押さえて準備を進めることもあります。

終了後も同様で、閉会式が終わってから従業員の退出に30分〜1時間、さらに備品の撤去・原状回復の時間が必要なため、終了予定時刻から3時間以上の余裕を見ておきましょう。

「予約時間内に収まらなかった」というトラブルはよくある失敗例の一つです。会場予約の段階からこの点を意識しておくことをおすすめします。

進行中は競技の切り替えや移動時間を想定より多めに取っておくと、全体の流れがスムーズになります。けが人や急病人への対応フローも、当日朝のスタッフ共有に必ず含めておきましょう。

(7)【翌週】アンケート実施と報告書まとめ

運動会終了後は、参加者へのアンケートを翌週中に実施します。楽しかった競技・改善してほしい点・全体の満足度など、具体的な設問を設けることで次回に活かせるデータが集まります

回収した結果は報告書としてまとめ、主催部門や経営層へ共有しましょう。開催目的に対してどのような効果があったかを可視化できれば、次回の社内運動会の予算承認や稟議にも説得力が生まれます

5.社内運動会にかかる費用

社内運動会にかかる費用

ここでは、社内運動会にかかる費用について以下の3項目に分けて解説します。

  1. 費用の内訳
  2. 規模・スタイル別の費用目安
  3. 費用を抑えるポイント

(1)費用の内訳

社内運動会にかかる費用は、規模やプログラムの内容によって大きく異なります。まずは主な費用項目を把握した上で、予算計画を立てましょう。

特に大きな割合を占める項目は以下のとおりです。

・会場費
・設営費
・レンタル代(競技用具、音響機器、テントなど)
・競技備品の購入費
・景品購入費
・飲食費(昼食やケータリングを手配する場合)
・イベント保険料・外注企業への委託費用(企画・制作・運営費)
社内運動会にかかる費用内訳

外部スタッフやイベント会社に運営を依頼する場合は、これらに加えて人件費・運営委託費が発生します。

なかでも会場費は、広さや立地・設備の充実度によって費用が大きく変動する項目です。都心の大型施設と郊外の体育館では同じ人数でも費用に大きな差が出るため、開催目的や参加人数に合わせてしっかりと選定しましょう。

(2) 規模別の費用目安

費用の目安は参加人数によって大きく変わります。以下を参考にしてください。

規模費用目安
〜100名20〜60万円程度
100〜300名60〜200万円程度
300〜500名200〜500万円程度
500〜1,000名500万円〜1,500万円程度
1,000名〜1,500万円程度〜

※上記はイベント会社への外注を前提とした目安です。会場・競技内容・演出の規模によって大きく変動します。詳細はお見積もりにてご確認ください。

開催規模が決まったら、次はイベントのスタイルを検討しましょう。たとえば、以下のようなスタイルが考えられます。

①スタンダード型

体育館や運動場での競技中心の構成で、参加率を高めやすいオーソドックスなスタイルです。

②社員総会一体型

経営方針発表・表彰式と運動会を同日に組み合わせ、懇親会の代替企画として大型会場を活用するケースも増えています。

③フェス型

球場・スタジアム規模での開催で、フードトラックやアーティストライブを加えて社内の名物イベントとしてブランディングを目指す企業が採用しています。

(3)費用を抑えるポイント

社内運動会の費用を抑えるためのポイントは主に以下のとおりです。

①会場の選び方を工夫する

都心の民間施設ではなく、公共の体育館や運動場を活用することで会場費を大幅に抑えられます。自社に広いスペースがある場合は、そちらを活用するのも有効です。

②備品はレンタルを活用する

競技用具や音響機器などを購入ではなくレンタルで揃えることで、初期コストを削減できます

③イベント会社への一括委託を検討する

会場手配・備品調達・運営をまとめて外注すると、個別に手配するより割安になるケースがあります。担当者の人件費や時間的コストも含めたトータルコストで比較検討しましょう。

6.自社開催(インハウス)vs プロへの外注徹底比較

社内運動会を自社で完結させるか、イベント会社に外注するかは、多くの担当者が直面する判断でしょう。

単純な費用比較だけでなく、社内工数・クオリティ・安全性まで含めたトータルコストで考えることが重要です。

(1) 自社開催vs外注比較表

比較項目自社開催イベント会社へのの外注
直接費用会場・備品・保険など実費がそのままかかる安価な会場やお店を紹介してくれるケースがある
社内人件費準備委員会の結成が必要。担当者が数ヶ月稼働する必要がある担当者の工数を大幅に削減できる
クオリティ競技設計・進行・演出を担当者が習得・実施する必要があるクオリティは期待できない実績あるプロによる高品質な演出・進行が担保される
安全性緊急時対応・競技設計の安全基準を自社で担保する必要がある安全設計・スタッフ配置・保険手続きまで対応可能担当者が責任を負う必要がなくなる

(2) なぜ外注に費用をかける価値があるのか

会場費・備品レンタル・保険・飲食手配など、自社開催であっても実費は相応にかかります。そこに準備委員会メンバーの数ヶ月分の工数が加わると、「安く済んだ」とは言い切れないのが実態です。

さらに見落とされがちなのが、オペレーションの複雑さです。数百名規模の運動会を円滑に進めるには、競技ごとの安全設計・スタッフ配置・競技転換のタイミング・MCによる場の盛り上げ方まで、緻密な設計が必要です。準備不足のまま当日を迎えると、進行の遅れやけが人対応で現場が混乱するリスクがあります。

経験豊富なイベント会社は、こうした運動会オペレーションのノウハウを蓄積しています。競技の安全性・エンタメ性・スタッフ動線・緊急時対応フローまでを体系的に設計できるのは、数多くの現場を経験したプロならではの強みです。

クオリティと安全性の担保、そして担当者の工数削減も踏まえると、社内運動会の外注には高い費用対効果が期待できるでしょう。

7.社内運動会を企画・運営する上での注意点

社内運動会を企画・運営する上での注意点

ここでは、社内運動会を企画・運営する上での注意点をまとめます。

(1)明確な目的をもって実施する

社内運動会を成功させるための大前提として、「なぜ開催するのか」という目的を明確にしておく必要があります。

コミュニケーション活性化なのか、エンゲージメント向上なのか、新入社員の歓迎なのかによって、競技の選び方や規模感、チーム分けの設計まで変わってきます。

目的が曖昧なまま開催すると、「なんとなく集められた」という印象を参加者に与え、満足度を下げる逆効果になりかねません

(2)参加を強制しない

社内運動会に参加するかどうかは社員の自由意思で決めるのがベターです。強制参加だと、社員の心理的、身体的負担になる可能性があります。

誰でも楽しめるプログラムや、景品、日程や場所など、積極的に参加したいと思える企画作りや雰囲気づくりが重要です。

(3)誰もが楽しめるプログラムの設定

社内運動会を盛り上げるには年齢や性別、運動の得意・不得意に関わらず、誰もが気軽に楽しめるようプログラムを組むことが重要です。

体力に自信がある社員にはリレーや綱引きなど、体力に自信がない方にはクイズやビンゴなどを用意することにより、なるべく全員が楽しめる社内運動会にしましょう。

具体的には、以下のような工夫や意識が大切です。

①身体能力に依存しない競技を取り入れる

ボッチャやモルック、クイズ要素を組み込んだ競技など、運動能力よりも戦略や判断力が問われる種目を加えることで、体力に自信がない参加者も対等に活躍できます。

②年齢・体力差を補い合うルール設計にする

チーム内で役割を分担し、体力差のあるメンバーが互いの弱点を補えるルールにすることで、参加者全員がチームの勝利に貢献できる構造になります。

③外国籍社員への配慮を忘れない

競技説明や案内資料の多言語対応、文化的背景への配慮は、外国籍社員が疎外感を感じずに参加するために欠かせません。

④体調管理への配慮も必須

屋外開催では熱中症対策として休憩ブースや給水ポイントの設置が必要です。体調不良時の途中退出を認める旨を事前に周知しておくことで、参加者が無理をしない環境をつくれます。

⑤競技以外の参加形式を用意する

応援や運営サポートとしての参加を認めることで、競技への参加が難しい社員も運動会の一員として関われます。「全員が何らかの形で当日に関わる」設計が、参加率と満足度の向上につながるでしょう。

(4)準備運動は入念に行う

社内運動会を開催した結果、怪我人が続出してしまっては元も子もありません。参加する社員には入念に準備運動を行ってもらう必要があります。

各自で準備運動をしてもらうのではなく、ラジオ体操など準備運動から全体で楽しめるようにするとよいでしょう。

(5)けがや急病人対応の準備

どんなに入念に準備をしても、突発的な事故や怪我が発生する可能性はあります。

緊急時でもしっかり対応できるように、医薬品の準備や医療スタッフも準備しておきましょう。また、参加者の緊急連絡先も控えておくことをおすすめします。

また、イベント会社を選ぶ際には、以下の記事が参考になります。

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8.社内運動会を盛り上げるための工夫・アイデア

社内運動会を「なんとなく開催するイベント」で終わらせないためには、参加者が「フェスに来た」と感じられるような演出と仕掛けが重要です。たとえば、以下のような工夫やアイデアが実際にあります。

(1)プロのMCを呼ぶ

運動会の盛り上がりは、司会者の力量に大きく左右されます。競技の合間の「間」を埋められるかどうかが、運動会全体のテンポと満足度を決める重要な要素です。

競技のルール説明から結果発表、チームへの声がけまで、バラエティ番組さながらの進行ができるプロのMCが入ることで、会場全体の熱量が大きく変わるでしょう。

(2)ケータリング・フードトラックで飲食も演出の一部に

食事は単なる休憩ではなく、交流を深める重要な場面です。

お弁当の一括配布にとどまらず、フードトラックの導入やケータリングを取り入れることで、運動会全体がフェス的な雰囲気になります。

9.運動会の定番競技12選

ここでは、運動会の定番競技を以下のとおり12に厳選して紹介します。

運動会の定番競技12選

(1)綱引き

チーム全員が一つのロープを引くシンプルな構造が、運動会でも一体感を生みやすい競技です。体格や年齢に関わらず全員が戦力になれるため、参加しやすさは抜群です。大逆転が起きやすく、応援している側も思わず力が入ります。

アレンジとして人気が高いのが「十字綱引き」です。通常の綱引きが2チームの対決であるのに対し、十字綱引きは2本のロープを十字に交差させて4チームが同時に引き合います。

最も中心に近いマークまでロープを引き寄せられるかを競うため、2チームの力関係だけでなく4チーム間の駆け引きが生まれます。通常の綱引きよりも展開が複雑で見ごたえがあり、多人数でも全員が参加しやすく、社内運動会での採用実績も多い人気種目です。

(2)玉入れ

カゴに向かって玉を投げ入れるだけのルールで、老若男女問わず参加できます。終了の合図とともに一斉に玉を数えるカウントの瞬間が最大の盛り上がりポイントです。アレンジ次第で、さらに白熱する競技になります。

アレンジとして注目されているのが「シッティング玉入れ」です。通常の玉入れが立った状態で行うのに対し、シッティング玉入れは座った状態で玉を投げ入れます。

立って投げるよりもカゴまでの距離が遠く感じられるため難易度が上がる一方、運動能力や体力の差が出にくく、普段運動が苦手な参加者も対等に戦えるのが大きな特徴です。車椅子を使用している社員や身体的な制約がある社員も参加しやすいでしょう。

(3)大縄跳び

チームの息を合わせて縄を跳び続ける競技で、チームワークが如実に表れます。練習なしでは難しい分、成功したときの達成感が大きく、失敗も笑いに変わりやすいため場の雰囲気が和みます。場所をとりにくいため、貸会議室などでもやりやすい競技です。

(4)リレー

バトンをつないでゴールを目指すリレーは、会場全体が固唾を飲んで見守る定番の花形競技です。走る順番やバトンパスの戦略が勝敗を分けるため、競技前から作戦会議で盛り上がります

アレンジとして人気が高いのが「ピンポンリレー」です。バトンの代わりにお玉とピンポン玉を使い、お玉にピンポン玉を乗せた状態でコースを走ります。ピンポン玉を落とさないようにゆっくり走る必要があるため、足の速さがそのまま結果に直結しません。

運動が得意な社員も苦手な社員も同じ条件で競えるため、参加者全員が活躍できる場になりやすいのが特徴です。落としたら拾い直すというシンプルなルールがハプニングを生みやすく、観客の笑いと歓声が絶えない盛り上がる競技です。

(5)障害物競走

跳ぶ・くぐる・運ぶなど多様な動作が連続するため、運動能力だけでなく判断力やバランス感覚も問われます。予想外の展開が起きやすく、観客の笑いと歓声が絶えない見ても楽しい競技です。

(6)徒競走

シンプルに走るだけのルールで、参加のハードルが低い競技です。ゴールの瞬間に向けて会場全体が盛り上がる純粋なスピード勝負は、運動会の原点ともいえます。アレンジを加えることでさらに楽しくなります。

(7)パン食い競争

吊るされたパンを手を使わずに口でくわえてゴールを目指す競技で、その見た目のおかしさが会場の笑いを誘います。勝敗よりも過程が面白い競技のため、運動が苦手な参加者もリラックスして楽しめるでしょう

(8)借り物競争

お題を引いて該当する人や物を探してゴールする競技で、参加者どうしが自然に関わり合うきっかけになります。たとえば、お題を会社にちなんだ内容にすることで、社内ネタとして会場が大いに盛り上がります。

(9)大玉転がし

チームで力を合わせて大きなボールをコースに沿って転がす競技です。ボールの不規則な動きがハプニングを生みやすく、コントロールの難しさが笑いと歓声を引き出します。体力差が出にくい競技のため参加しやすいのも特徴です。

(10)ムカデ競争

チーム全員が足を紐で連結し、息を合わせて走る競技です。一人でも乱れると転倒するため、声を出して全員でリズムを合わせる必要があります。練習なしでは完走も難しい分、成功したときのチームの達成感は格別です。

(11)二人三脚

2人1組で隣り合った足首を紐で結び、息を合わせて走る競技です。足を結ぶだけのシンプルな準備で始められるため、道具の用意が少なく運営の手間がかかりません。

2人の息が合わないと思うように走れないため、ベテラン社員と若手社員、普段関わりの少ない部署同士など、あえて異なる組み合わせでペアを組むとコミュニケーションのきっかけになります

転倒しやすい競技のため、芝生や体育館など滑りにくい会場での実施と準備運動の徹底をおすすめします。

(12)お絵描きクイズ

チームの一人がお題を絵で描き、他のメンバーが何を描いているかを当てる競技です。絵の上手・下手が笑いを生みやすく、運動能力が一切関係しないため年齢や体力に関わらず全員が対等に楽しみやすいといえます

お題を会社の業務や製品・サービスに絡めると、社内理解を深める要素としても機能します。

10.社内運動会で運動が苦手でも楽しめるアレンジ競技

定番をアレンジした競技やユニークな競技は誰でも楽しめる上に、とても盛り上がります。

(1)玉入れ綱引き

玉入れと綱引きをミックスした競技です。綱の両端から少し離れたところに玉入れのかごを用意します。綱引きをしながら、後ろの数人は片手または両手で玉を入れます。たとえば綱引きで勝てば10点、玉は1点などと決めて合計点を競います。

(2)くす玉割り競争

玉入れのかごの代わりに、てっぺんにくす玉を用意します。玉入れの玉をぶつけて、先にくす玉を割ったチームが勝ちです。

(3)いろいろな徒競走4選

徒競走は、工夫次第でさまざまなアレンジができます。

競技概要
ボール運び徒競走スタートの合図とともにサイコロを振り、出た目の数だけボールを持って走ります。サッカーボールなど大きめのボールにしたり、逆にゴルフボールなどの小さめのボール、風船などフワフワしたものなど、ボールの種類によっても難しさが変わります。
ジャンケン徒競走走っている途中で、待機しているスタッフとジャンケンをします。
勝つまで進めなかったり、負けるとスタートに戻ってやり直しなどルールはさまざま。
クイズ徒競走走っている途中で、待機しているスタッフがクイズを出します。クイズに正解しないと先に進めません。
会社に関係したクイズにすると盛り上がりやすいです。また、いつまでも当たらないと進めないので、クイズを出すエリアは何人かのチームメイトが待機して一緒に考えられるようにしても良いでしょう。
両足飛び徒競走走るのではなく、両足跳びでゴールを目指します。

(4)いろいろなリレー8選

リレーも、以下のようにさまざまなアレンジが楽しめます。

競技概要
縄跳びリレー縄跳びをしながら走ります。バトンはもちろん縄跳びです。
スウェーデンリレー走る距離が走者ごとに長くなっていくリレーです。
仮装リレー全員が仮装をして走ります。仮装のテーマを決めても楽しいでしょう。
サイコロリレー10mごとにコーンなどの目印をおいておきます。第1走者はスタートと共にサイコロを振り、出た目の数だけ先のコーンまで走り、Uターンして戻ってきます。サイコロをバトンにして、次の走者はサイコロを受け取ったら転がしてから同様に走ります。得意・不得意があまり関係なくなるのでみんなで楽しめます。
ほうきリレーほうきとボールをバトンにして、走りながらボールをほうきで転がします。ボールは転がり過ぎないよう、新聞紙を丸めたものなどがおすすめです。また、コースは直線よりもカーブがあった方が盛り上がります。
デカパンリレーそれぞれの穴に人が入れるくらい大きな「デカパン」を用意します。二人一組でデカパンに入り、リレーを行います。バトンはもちろんデカパンです。
大玉運びリレー四人一組で大きな布を広げ、その上に大玉を乗せ、大玉をバトンにしてリレーを行います。大玉の受け渡しは布から布へ手を使わずに移動させます。受け渡し時に落としたら、前の走者の布に乗せてやり直します。
縄跳びリレー縄跳びをしながら走るリレーです。縄をバトンにします。

11.社内運動会を行うメリット・デメリット

社内運動会を開催するに当たって、メリットとデメリットを整理しておきましょう。

(1)社内運動会のメリット

社内運動会のメリットは以下の通りです。

社内運動会のメリット

①コミュニケーションを深められる

社内運動会の最大の強みは、チーム単位で動く構造上、自然とコミュニケーションが生まれる「仕組みによる強制力」にあります。飲み会や懇親会では話しかけるきっかけが必要ですが、運動会は競技という共通の目標があります。普段接点のない部署や役職の異なる相手とも、自然に言葉を交わす場面を生みやすいのです。

また、役職や年齢の壁を越えたフラットな関係が築きやすい点も、他の社内イベントと比べたときの大きな差別化ポイントです。

こうして強化された人間関係は、日常業務における連携のスムーズさにも波及します。結果として、職場への帰属意識が高まり、離職率の低下や仕事へのモチベーション向上といった効果にも自然とつながっていくと期待できるでしょう。

②心身のリフレッシュにつながる

日々の業務から離れて体を動かす時間は、心身のリフレッシュに直結します。特にデスクワーク中心の職場では運動不足になりがちですが、社内運動会はその解消のきっかけとして機能します。

体を動かす楽しさで心身ともにリフレッシュできれば、翌日からの業務に新鮮な気持ちで向き合えるとも期待できるでしょう。

(2)社内運動会を行うデメリット

社内運動会には、以下のようなデメリットもあります。

社内運動会を行うデメリット

①手間やコストがかかる

社内運動会の開催には、会場手配・備品準備・社内周知といった直接的なコスト以上に、社内工数の問題も無視できません。

関係各所との日程調整、各部署への協力依頼、予算承認のための稟議など、担当者が費やすコミュニケーションコストは想像以上に膨大になります。

通常業務と並行してこれらを進めることで、実施費用よりも社内工数の方が実質的な負担として大きくなるケースも多々あるでしょう

②運動への苦手意識が大きい場合がある

運動への苦手意識やハードルを感じる社員は一定数います。また、部署によって参加モチベーションに大きな差が生まれやすい点にも注意が必要です。

たとえば体を動かす機会が多い営業職と、デスクワーク中心のエンジニア職では、運動会への温度感が異なることは珍しくありません。

参加率を高めるには、運動能力に依存しない競技の導入や、競技以外でも関われる役割の設置が重要です。どの部署・どの社員にとっても「自分が楽しめる場面がある」と感じられる企画・演出を検討しましょう。

12.まとめ

今回は社内運動会のメリットやデメリット、成功事例、イベント例などを紹介しました。
社内運動会は開催するにあたって、どのような目的を持つのか、どのように開催するのかなど考える部分がたくさんあります。

今回紹介した成功例や競技を参考に、参加者全員が楽しめる社内運動会を企画しましょう。

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