この記事の監修者:堀江 和敬 株式会社ストラーツ 代表取締役社長
これまでに多数のイベント・展示会を制作。日本最大級のIT系のオンライン展示会を主催を経験。
展示会では費用対効果を重視し、名刺獲得からの受注を最大化することを大切にしている。
展示会のブースを作るとき、「どのような什器を置くか」は重要であり、ブースの見栄えを左右する大切な要素です。ただ、什器を「レンタルするか購入するか」で悩む企業は多く、考え方によってどちらを選ぶべきかは変わります。
そこで本記事では、展示会のレンタル什器について徹底解説します。そもそもレンタル什器とは何なのか、メリットはあるのか、料金相場などについてお伝えします。什器の中でも悩みがちは「展示台」のレンタルについても解説しています。
なお、什器の見せ方をはじめ、展示会で自社の製品やサービスを効果的に伝えたいなら株式会社ストラーツがおすすめです。
展示会のレンタル什器とは?

展示会のレンタル什器とは、展示会ブース設営時に、購入ではなく「借りられる什器」を指します。レンタル什器の種類として、次のようなものが挙げられます。
・展示台
・カウンター
・テーブル・イス
・パネルスタンド
・カタログスタンド
・パーテーション
・工事不要のライト
・ユニットなどのシステム什器
1回限りの出展だったり、高価なアイテムが必要だったりする場合は、購入するよりもレンタルの方がコストを抑えられることが多いです。
展示会で什器をレンタルするメリット

什器を自社で購入したり、施工会社に作ってもらったりするのでなく、あえて「レンタル」を選ぶ企業も珍しくありません。什器をレンタルする4つのメリットについて解説します。
(1)初期費用を抑えられる
レンタル最大のメリットともいえるのが、初期費用の削減です。什器をゼロから購入・作成すると、まとまった初期費用が発生します。特に年に数回しか展示会に出展しない企業にとって、購入費用は大きな負担です。
レンタルであれば、必要な期間だけ費用を支払えば良いため、初期投資を大幅に抑えられます。浮いたお金を集客施策やノベルティなど、他の集客施策へ回せるのもメリットです。
(2)保管・搬送の手間がかからない
購入した什器は、使用しない期間の保管場所を確保しなければなりません。オフィスや倉庫のスペースを圧迫するだけでなく、次回使用時の搬送手配も自社で行う必要があります。
レンタルであれば、会期終了後に返却するだけで済み、保管や搬送にまつわる手間とコストから解放されます。
(3)展示会ごとにデザインやレイアウトを変えられる
企業によっては、展示会ごとに目的やターゲットを変える場合もあります。什器を購入して固定してしまうと、毎回同じデザイン・レイアウトになりがちですが、レンタルであれば展示会の規模やコンセプトに応じて柔軟に什器を選び直すことが可能です。
新製品の発表やブランドイメージの刷新に合わせて、都度ベストな見せ方を選べるのは、レンタル什器の大きなメリットといえます。
(4)破損・老朽化のリスクを負わない
什器は搬送や設営・撤去を繰り返すうちに、キズや劣化が生じるものです。自社で保有していると、修理や買い替えコストがかかり、思わぬ出費につながります。
レンタルであれば、破損時の対応もレンタル会社の保証やサポートに委ねられるケースが多いです。資産としての管理リスクを負わずに済みます。
レンタルと購入、結局どちらを選ぶべき?

レンタルと購入のどちらが適しているかは、出展頻度や予算、ブランディングへのこだわりによって変わります。
| 比較項目 | レンタル | 購入 |
| 初期費用 | 低い | 高い |
| デザインの自由度 | 展示会ごとに変更できる | 一度購入すると固定される |
| 保管の手間 | 不要 | 必要 |
| 耐久性・資産価値 | 資産として残らない | 長期利用すれば資産になる |
とにかく初期費用を抑えたい、出展頻度が年に1〜2回と少ない、展示会ごとにコンセプトを変えたい企業にはレンタルが向いています。
一方、年間を通じて多くの展示会に出展し、統一されたブランドイメージを長期的に打ち出したい企業であれば、購入がおすすめです。
レンタル什器の料金相場

什器レンタルの費用は、アイテムの種類やサイズ、レンタル期間によって大きく変動します。あくまで目安ですが、一般的な価格帯は以下の通りです。
| レンタル什器の例 | 料金相場(3日間を想定) |
| 展示台・ディスプレイ台 | 数千円〜数万円程度 ※種類による変動が大きい |
| テーブル・イス | テーブル:3,000円程度 イス:1脚あたり数百円〜1,000円程度 |
| カウンター | 5,000円〜10,000円程度 |
| スタンド類 | 5,000円前後 |
これらの金額はあくまで目安であり、レンタル業者や什器の種類によって料金は異なります。目ぼしいレンタル業者が見つかったら、まずは見積もりを出してもらいましょう。
什器の「展示台」はレンタルすべき?考え方や種類

什器の中でも特に重視されるのが「展示台」であり、どのような展示台を設置するかで商品の印象が大きく変わります。また展示台は、テーブルやイス、スタンド類よりもデザイン性が問われます。サイズも大きくなりやすいため、購入・レンタルともにコストもかかります。
展示台はレンタルすべきなのか、その考え方や種類について解説します。
【前提】施工会社にそのまま作ってもらうことが多い
展示台はレンタルや購入以外に、施工会社に作ってもらう方法があります。ブースの施工を依頼する場合、「展示台も含めてお願いしよう」と考える企業が多いです。
ただ、展示台を含めると施工費用が高くなるので、それなら自前で用意(購入orレンタル)するという選択肢が出てきます。
安めのディスプレイテーブルをレンタル(購入)し、そこに布をかけて展示台っぽくする、といった工夫も可能です。施工会社に丸ごと依頼するのか、少しでもコストを下げるためにレンタルを活用するのか、あるいは購入なのか、目的や予算によって変わります。
展示台の種類
展示台にはいくつか種類があります。それぞれの特徴やメリットについて表でまとめたのでご覧ください。
| 種類 | イメージ |
| テーブル型 | |
| ショーケース型 | |
| ユニット型※組み合わせて使用 | |
| ワゴン型 | |
| ゴンドラ型 |
画像引用:HIRATSUKA LEASE | 展示ディスプレイの総合レンタル
意外と難しい、什器レンタル業者の選び方

什器レンタル業者は多く、自社の目的に合った業者を選ぶのは意外と難しいです。失敗しないためにも、什器レンタル業者の選び方を押さえておきましょう。
(1)相見積もりでは比較条件を揃える
ありがちなのが、「価格だけ」で業者を比較することです。たしかに安さも重要ですが、業者によってサービス範囲が違うため、同じ価格でも差が生まれてしまいます。
相見積もりを取る際は、同じ条件で金額を出してもらうことが大切です。
▼揃えるべき条件
・会場の場所
・期間
・ブース小間数
・必要什器の種類と数量
・利用日数
・希望の搬入時間帯
また、レンタル業者に直接問い合わせる方法の他に、Webカタログを見て什器を指定する方法もあります。
(2)什器の代金以外の費用も出してもらう
レンタル費だけで判断すると、後で追加費用が発生することがあるので、最初に総額を出してもらいましょう。什器代だけでなく、搬入搬出費、人件費、時間外対応費、車両費、養生費など、すべての項目の費用を出してもらってください。
また、展示会は会場ルールで搬入出の時間が限られるため、時間内に作業を終えるための人員が必要になるケースもあります。総額が分かれば予算が組みやすく、業者側も現実的な体制で提案しやすくなります。
(3)事務局提携のレンタル業者を選ぶと安心
特に強いこだわりがない場合は、事務局(主催者)と提携しているレンタル業者を選ぶのもおすすめです。こうした業者は、展示会へのレンタル経験が豊富で、会場ルールやサイズ規定、搬入出のスケジュールも熟知しています。
また、会場内での搬入経路や設営時間の調整も事務局側と直接連携が取れるため、自社で一から確認する手間を減らせる点もメリットです。
出展要項に指定業者の案内がある場合は、価格だけで比較せず、こうした提携業者も選択肢入れておくと良いでしょう。
まとめ
展示会のレンタル什器は、初期費用を抑えたい企業や、年1〜2回しか出展しない企業などに向いています、ただし、レンタル業者は数が多いので、目的や予算に合った業者を選ぶのは意外と難しいです。
業者選びに悩んだら、「事務局提携のレンタル業者」を検討してみても良いでしょう。また、施工会社にブース制作を依頼している場合は、予算内でどのような什器を置けば見栄えの良いブースができるか、レンタルや購入を含めて聞いてみるのがおすすめです。
展示会で自社の製品やサービスを効果的に伝えたいなら株式会社ストラーツがおすすめです。
監修者コメント
展示会は、ただ「見せる」だけではなく、「成果を出す」ために戦略的に準備を進める必要があります。来場者の心を動かし、商談やリード獲得につなげるには、目的に合った設計と表現が欠かせません。ブースの力を信じて、ぜひ価値ある展示会にしていきましょう。
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