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展示会ブースをおしゃれに見せるには?実践テクニックと集客のコツ

この記事の監修者:堀江 和敬 株式会社ストラーツ 代表取締役社長

これまでに多数のイベント・展示会を制作。日本最大級のIT系のオンライン展示会を主催を経験。
展示会では費用対効果を重視し、名刺獲得からの受注を最大化することを大切にしている。

展示会は、商品やサービスをPRし、集客やリード獲得、商談につなげるための絶好の場です。しかしながら、展示会の集客は難しく、「どのようなブースを作れば良いかわからない」と悩む企業も少なくありません。

そこで本記事では、展示会ブースをおしゃれに見せるテクニックを紹介。来場者が「おやっ?」と思うブースを作り、その先のリード獲得や商談につなげるポイントまで詳しく解説します。

展示会で自社の製品やサービスを効果的に伝えたいなら株式会社ストラーツがおすすめです。商材の特徴を整理し、来場者に伝わる見せ方やメッセージ設計からブースデザイン・施工、制作物準備、当日運営まで対応。展示会で伝わる展示設計を通じて、出展効果を高めるブースづくりを支援します。

イベント ブース10
目次

【要素別】展示会ブースをおしゃれに見せるテクニック集

おしゃれなブースを作るためには、①サイン手法、②色使い、③照明、④壁面の4要素が重要です。それぞれの要素別に、真似できるテクニックをお伝えします。

(1)サイン手法

サインとは、ロゴやキャッチコピー、看板、パネルなどの表示物をいいます。真似できるテクニックは次の通りです。

・社名を抜き文字にする
・キャッチコピーやロゴ周りの余白を多めに取る
・フォントを統一させる(使っても2種類)
・フォントのサイズに強弱をつける

サインそのものの形状やフォント、余白をうまく活用するのがコツです。なお、キャッチコピーを考える際は、おしゃれさだけでなく「伝わるメッセージ」も意識しましょう。

(2)色使い

おしゃれなブースを作るには、色使いも重要なポイントです。次のような配色テクニックがあります。

・ブース全体を2色に絞る(色数は増えても良いがベースは2色が望ましい)
・ブランドカラーをベースにすると企業イメージを伝えやすい
・色の心理イメージを応用する(赤は情熱、青は冷静、緑は安心感など)
・シンプルさを求めるなら白・黒をベースカラーにする
・統一感を出すために、パネルやパンフレットもブースと同系統の配色にする

「自社のブランドカラーを全面に使いたい」など、使いたい色がある場合は、あらかじめ施工会社に伝えておきましょう。

(3)照明

照明もおしゃれさに影響を与える要素ですが、照明の選び方や当て方は難しいです。真似できるテクニックとして次のものがあります。

・ブース全体を明るくする
・ペンダントライトを吊るす
・テープライトで間接的に明るくする(ドットが見えないよう注意)

基本的には、ブース全体が明るい方がおしゃれに見えます。

スポットライトなどのメイン照明で全体を明るくしつつ、ペンダントライトやテープライトなど小さめのライトを使うとおしゃれになりやすいです。

ライトで陰影や明暗をつける方法もありますが、デザインの難易度が高いので施工会社に相談しましょう。

(4)壁面

壁面をどう使うかでブースの見え方は大きく変わります。具体的なテクニックは次の通りです。

・壁面をカーブにする(丸みを持たせてやわらかい印象に)
・凹凸のある壁面にする
・壁面に直接テキストを入れる
・レンガや木目など強い柄をワンポイントで使う

壁面そのものの形状を変えたり、装飾を加えたりすることで、ブース全体におしゃれな印象を与えられます。

【注意】おしゃれ=成果につながるとは限らない

おしゃれなブースを作ることで、ブース全体の見栄えや印象が良くなります。印象が良くなることで、「ブースに入ってみよう」と思う人も増えるでしょう。

しかし、見た目のおしゃれだけを意識した結果、ブースの訴求力が弱くなることがあります。

BtoB展示会の本来の目的は、ターゲットとなる来場者を集め、商談や受注につなげることです。いくら見栄えが良くても、ブースの動線設計や接客が弱いままだと、リードの獲得にはつながりません。

ブースの見た目に釣られてターゲット外の来場者ばかりが訪れても成果は得られないので、見た目以外の戦略を考えることが大切です。

展示会ブースを「おしゃれなだけ」で終わらせない3つの戦略

効果的なブースを作るためには、来場者に印象を与えつつ、「もっと知りたい」と思ってもらう工夫が必要です。おしゃれなだけで終わらせない、本質的な戦略の作り方をいくつか紹介します。

(1)小間位置から「来場者がどう動くか」を分析する

展示会の1ヶ月〜2週間前になったら、主催者から「小間位置図」が渡されます。まずは自社のブースが会場のどこに位置し、来場者がどのように動くかを具体的にイメージすることが重要です。

小間位置図には、会場の入口や他社のブース位置まで詳しく書かれています。それらも含めて、客観的に自社ブースを分析してみてください。

意識したいポイントは次の通りです。

・来場者が必ず通るポイントはどこか
・自社ブースに対して、来場者はどの方向から来るか
・大手や競合のブースはどこに位置しているか

来場者の動きを読み込むことで、看板や壁面グラフィックをどこに掲示すべきか、ブース前に来た人をどのように引きつけるか、などが見えてきます。

(2)「何を扱っているか」が瞬時にわかるキャッチコピー

キャッチコピーを作る際は、来場者から見て「何の会社なのか」が瞬時にわかるようにしましょう。

来場者の多くは、すでに「見たい会社」が決まっています。そのため、目的と関係ないブースや理解できないブース、印象が良くないブースには立ち寄ってくれません。

キャッチコピーを作る際は、次のポイントを意識してみてください。

・来場者を引きつける文言を単刀直入に掲げる
・会社名よりも「扱っている商品」をアピール(会社名は別の場所に)
・どこからでも見えるよう、両サイドの壁面にキャッチコピーを入れる

競合他社が多い中でインパクトを与えるためにも、シンプルで訴求力の高いキャッチコピーを掲げましょう。

(3)声かけのタイミングや待ち方を意識する

スタッフの立ち方や待ち方も、ブースの印象を決める大切な要素です。前提として、来場者の多くはすでに目ぼしいブースが決まっているので、会場内で「声をかけられたくない」と思っています。

心理としては、「事前に気になるブースをいくつかピックアップしたけど、当日歩いてみて、ほかに良さそうなブースがあれば軽く寄ってみたい」と考えているはずです。

そのため、来場者が入ってきても「声かけ」はしないのがセオリーです。滞在時間が長く、悩んでいそうな人にだけさりげなく声をかけましょう。

スタッフがブースの出入口に立ち尽くしていると圧迫感を与えるので、入口や通路側には立たず、何か作業をしながら自然に待つことが大切です。

展示会ブースの施工費用は?

展示会ブースの施工費用は、システムブースで1小間50〜80万円程度、木工ブースで1小間100万円程度です。

ここに什器は含まれず、あくまで「ブースの組み立て」としての目安となります。

施工費用は、ブースの規模や依頼範囲(企画やアフターフォローも含むかなど)などによって大きく異なります。施工会社と密にコミュニケーションを取り、予算内で理想のブースを作りましょう。

展示会ブースのおしゃれなデザイン事例3選

それでは早速、展示会ブースのおしゃれなデザイン事例を紹介します。実際に出展された3社のブース事例を紹介しているので、ぜひ自社のデザインにお役立てください。

(1)ブリクセン社 | 照明の工夫と余白の活用

引用:路地奥のブースを蛍光レッドで際立たせる|TECHNO-FRONTIER 2024 | SUPER PENGUIN

金属加工や半導体装置の製造などを行う台湾のハイテク企業「ブリクセン社」のブース事例です。1小間のブースで、企業ロゴと連動した赤×白のコントラストをベースに、ブランドメッセージが強調されています。

寒色系の照明を使ってブース全体を明るく照らしているので、壁面テキストや写真、製品サンプルなどがクリアに見えます。あえてブース内に余白を持たせているのも特徴です。

ブース正面奥には「BLIKSEN(ブリクセン)」のロゴと、少量のテキストだけを配置。入口上部にも、ロゴと「海外に精密板金加工を依頼しませんか?」のキャッチコピーのみを配置しています。

情報量を絞って余白を持たせることで、ブース全体が引き締まった印象に仕上がっています。

(2)株式会社QIX | 抜き文字のロゴとカーブの壁

引用:株式会社ビィの展示会ブース装飾例 | 株式会社ビィ

株式会社QIX(キックス)は、動物病院向けサプリメントの開発やスキンケア商品を販売する会社です。

ブースは1小間で、来場者がどの角度からも見えるようロゴを2ヶ所に配置。それぞれ抜き文字になっており、ロゴ周りにスポットライトを照らすことで、遠目からでも目立つ工夫がされています。

また、くり抜いた壁面に商品を展示することで空間を広く感じさせ、全体をスッキリとまとめているのが特徴です。ブースの正面中央には配布物コーナーを設置。ブースに入らずにパンフレットを手に取れるため、来場者の心理的負担も軽減されます。

(3)松本加工株式会社 | 2色のベースカラーと単刀直入なキャッチコピー

引用:くるまのテクノロジー展2025 | エヌショーケース株式会社

松本加工株式会社は、ホットメルトモールディング(電装部品の加工技術)の事業を行う会社です。2小間で設計されており、緑と白の2色ベースで配色されています。

ブース上部には「電装部品の防水・絶縁封止」という端的でわかりやすいキャッチコピーを掲示。何を扱っていて、どのようなベネフィットがあるのか瞬時にわかるのが特徴です。

ほかにも、実際の機械を置いたり、製品紹介や加工フローを紹介するパネルを並べたりと、来場者に伝わるブースになっています。

まとめ

サイン手法や色使い、照明、壁面を工夫することで、おしゃれな展示会ブースを作ることが可能です。

ただし、「おしゃれ」の定義は人それぞれであり、企業の目的によって作るべきブースも変わります。おしゃれ=成果につながるとも限らないのが実情です。

本当に大切なのは、第一印象で「おやっ?」と思われるおしゃれなブースを作りながらも、集客した後いかにリード獲得や商談に結びつけるかです。

ぜひこの記事の内容を、ご自身のおしゃれなブース作りにお役立てください。

展示会で自社の製品やサービスを効果的に伝えたいなら株式会社ストラーツがおすすめです。

商材の特徴を整理し、来場者に伝わる見せ方やメッセージ設計からブースデザイン・施工、制作物準備、当日運営まで対応。展示会で伝わる展示設計を通じて、出展効果を高めるブースづくりを支援します。

監修者コメント

展示会は、ただ「見せる」だけではなく、「成果を出す」ために戦略的に準備を進める必要があります。来場者の心を動かし、商談やリード獲得につなげるには、目的に合った設計と表現が欠かせません。ブースの力を信じて、ぜひ価値ある展示会にしていきましょう。

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