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展示会ブースはどう作る?第一印象で差をつける方法と費用相場

この記事の監修者:堀江 和敬 株式会社ストラーツ 代表取締役社長

これまでに多数のイベント・展示会を制作。日本最大級のIT系のオンライン展示会を主催を経験。
展示会では費用対効果を重視し、名刺獲得からの受注を最大化することを大切にしている。

企業にとって展示会は、商品やサービスをPRし、成約につなげるための絶好の場です。しかしながら、「展示会に出展したいが、どのようなブースを作るべきか」と悩んでいる企業も少なくないでしょう。

そこで本記事では、来場者に立ち寄ってもらえるブースづくりのポイントをお伝えします。第一印象で差をつける方法をはじめ、制作前に押さえておきたい2つの要素、費用相場、施工会社の選び方までわかりやすく解説します。

展示会で自社の製品やサービスを効果的に伝えたいなら株式会社ストラーツがおすすめです。

商材の特徴を整理し、来場者に伝わる見せ方やメッセージ設計からブースデザイン・施工、制作物準備、当日運営まで対応。展示会で伝わる展示設計を通じて、出展効果を高めるブースづくりを支援します。

目次

展示会ブースを作る前に決めるべき2要素

ブース制作に取り掛かる前に、押さえておきたい要素が2つあります。それが「何のための出展なのか」「何を伝えたいのか」です。詳しく解説します。

【要素①】何のための出展なのか

展示会出展の真の目的は、売上(利益)の向上といえます。そのため、まずは出展によってどんな成果を出したいのか、どの製品・サービスを出せば、企業として成長できるかという視点を持つことが大切です。

その上で、目的を達成するために、展示会で何を目標とするのかを定めましょう。

▼目標の例

・新規リードを△件獲得し、うち◇件を受注につなげて、売上を〇万円アップさせる
・太いパイプを△件見つけて、長期的な取引・キャッシュフロー安定化につなげる
・新商品を知ってもらう場として出展し、温度感に関係なく「リードの数」を増やしたい

このように「何のための出展なのか」を明確にすることで、ブースの動線や接客の方向性が見えてきます。

【要素②】何を伝えたいのか

来場者は短時間で多くのブースを見て回るため、工夫のないブースだと忘れられてしまいます。印象に残すためにも、「短時間でいかに魅力を伝えられるか」を考えましょう。

魅力を伝えるには、ただ単にサービス内容を並べるだけでなく、「自社の強み」や「相手にとってのベネフィット」をピンポイントで訴求する必要があります。

伝えたい内容を整理すれば、キャッチコピーやパネル、展示物、説明の流れにも一貫性が出ます。情報を増やす前に、まずは核となるメッセージを定めることが必要です。

2要素+展示会情報をブース制作会社に相談する

①何のための出展なのか、②何を伝えたいのかの土台が決まったら、施工会社に「展示会の情報」を伝えます。伝えるべき項目は次のとおりです。

▼伝えるべき展示会情報

・小間数や出展規則などの出展情報
・作りたいブースのイメージ(抽象的でOK)
・予算

これらの情報をもとに、制作会社がブースの仕様やデザインを検討・提案します。何度かヒアリングを繰り返し、最終的に理想のブース構想を作り上げるイメージです。

展示会ブースの種類

施工会社は、展示会情報やイメージ、予算をもとに「ブースの基本的な骨組み」を検討します。骨組みは、木工またはシステム、あるいはその両方で作るのが基本です。

ブースの種類特徴コスト傾向
① 木工ブース「木材」を使ったブース。形状やサイズ、壁面の見せ方、装飾などの自由度が高く、オリジナル性の高い空間を作りやすい。その分費用は高い。高い
② システムブース規格化されたシステム部材を使ったブース。低コストかつスピーディーな施工が可能。ただし木工よりも造作の自由度は低い。低い
③ 木工とシステムの組み合わせ木工とシステムそれぞれの良さを活かしたブース。ブースの見栄えとコストの両面のバランスを取った設計が可能。組み合わせ次第

どの種類にするかは、予算や目的を踏まえつつ、施工会社が主導で決めます。もちろん、「必ず木工ブースが良い」「とにかく安くしたいのでシステムが良い」など希望は伝えるべきです。

施工会社と密にコミュニケーションを取り、理想のブースを作り上げましょう。

展示会ブースの第一印象で差をつける方法

展示会には多くの企業が出展するので、他社に埋もれないような工夫が必要です。ブースの第一印象を良くし、来場者の足止めにつなげるポイントは3つあります。

(1)「3秒」で伝わるサインを掲げる

出展にあたっては、ブースを素通りされないことが大前提です。来場者には、すでに目ぼしいブースが決まっている人も多いので、その場合「知らない企業」のブースには立ち寄りません。

そのため、ブース内のサインでいかに第一印象を与えられるかが重要です。サインとは、ロゴやキャッチコピー、看板、パネルなどの表示物を指します。3秒で伝わるサインの例は次のとおりです。

▼ポイント

・キャッチコピーは単刀直入にする(何を扱っていて、どのようなベネフィットがあるか一瞬でわかるように)
・通行量が一番多いスポットからキャッチコピーがどう見えるか
・近距離、中距離、遠距離それぞれからロゴやテキストがどう見えるか
・サインを設置する際は「高さ」も意識する(混雑時に埋もれないように)

サインの掲げ方、伝え方によって来場者からの第一印象は大きく変わります。ぱっと見で「気になる」と思ってもらえるかどうかは、リードや商談の獲得率に大きく関わってきます。

(2)小間位置に合わせたレイアウトにする

ブース作りでは装飾や動線設計など考えるべき項目は多いですが、小間位置(=ブースの場所)によってレイアウトの考え方も変わります。

メイン通路に面しているのか、いないのか。小間が角にあるのか、他社に挟まれているのか、など。多種多様なパターンがあります。

まずは、主催者から配られる「会場図」を読み込んで、そこからレイアウトを考えることが重要です。出展目的によってもブースの作り方は変わるので、施工会社と密にコミュニケーションを取りましょう。

(3)色使いで印象付ける

ブースの第一印象で差をつけるために、全体の「色使い」を意識してみてください。色の使い方で来場者に与えるイメージは大きく変わります。

▼色が与える心理イメージ例

・赤:情熱、力強さ
・青:知性、冷静さ
・緑:安心感、親しみやすさ
・黄色:明るさ、楽しさ
・白:純粋、清らか
・黒:重厚感

▼ブース配色のポイント

・メインカラーを2色に絞る(細かな色数は増えても問題ない)
・自社のブランドカラーを軸にすると企業イメージが伝わりやすい
・壁面サインやパネルも含め、統一感のある配色を意識する

初回のブースイメージを共有する際、「この色を使ってほしい」「自社の世界観が伝わる配色にしたい」など、大まかで良いので施工会社に伝えておくのがおすすめです。

展示会ブースの施工費用

ブースの施工費用は、1小間あたり〇〇万円と考えます。施工会社が壁や床、照明、電気工事など一連の工事を行います。

施工費用の目安は、1小間あたり50万円〜100万円程度です。費用が決まる要因はさまざまですが、ブースの造作(システム or 木工)をどうするかで、費用は大きく変わります。

造作費用相場(1小間)特徴
システムブース50〜80万円程度既存のシステム部材を使ってブースを組み立てる。規格が決まっているので造作の自由度は低いが、コストが安い。
木工ブース100万円程度木材を使ってゼロからブースを作る。コストは高いが、その分造作の自由度も高い。

小間数については、基本的には掛け算で考えます。たとえば、システムブースで2小間なら100〜160万円、3小間なら150〜240万円が目安です。

ただし、上記はあくまで目安であり、施工会社によって金額は変動します。

会社の選び方は難しく、「木工にすればオシャレで集客できるブースができる」わけでもありません。大切なのは、自社の目的を理解し、集客も踏まえた上で最適な施工プランを提案してくれる会社を選ぶことです。

施工会社選びに悩んだら、「来場者に伝わるブースづくり」に定評のある株式会社ストラーツがおすすめです。

高品質なブースを低コストで提供します。動画制作やチラシ、ノベルティ、印刷まで対応できるほか、ブース運営までサポート可能です。

展示会ブース制作のスケジュール

ブース制作は「6ヶ月前」から始めておくと、余裕を持って準備できます。当日までのタスクは膨大にあるので、いつ、何をやるべきかを予習しておきましょう。

▼ブース制作のスケジュール例

時期主な準備内容
6か月前~4か月前・出展計画の作成
・出展申し込みの完了
・施工会社に渡す出展情報を整理
※小間数や装飾の希望、規則、プロモーション有無など
3か月前~2か月前・ブース施工会社の選定
・事前集客の計画・実施
・備品のリストアップと準備
・配布物の作成
・人材のアサイン(社内・社外)
・宿泊・交通手配
1か月前~2週間前・接客マニュアルの作成
・トークスクリプトの作成
・スタッフのトレーニング
・アンケート用紙の作成
・デモや商談アポ取り
前日〜当日▼前日
・ブースの搬入
・設営
・機材や配布物の最終チェック

▼当日
・スタッフの配置確認
・全体ミーティング
・来場者対応
・名刺交換
・アンケート回収
→名刺やアンケートを誰がどう回収、管理するのかは事前にすり合わせておく
展示会終了後・リード管理表への入力
・お礼メールや資料送付などの初期フォロー
・商談につながった案件を営業へ引き継ぎ
・社内で振り返り
・ミーティング
・成果レポートの作成と関係部署への共有

展示会の準備スケジュールについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

出展計画からアフターフォローまで網羅的に解説しています。

展示会ブース制作会社の失敗しない選び方

続いて、自社の目的を叶えてくれる展示会ブース制作会社を選ぶためのポイントを3つ紹介します。

(1)同じ業界のブース制作実績があるか

展示会ブース制作会社を選ぶ際は、自社と同じ業界のブース制作実績があるかを確認しましょう。公式ホームページで確認したり、相談時に担当者に聞いたりすれば、実績はすぐにわかります。

業界の類似性に加えて、ブースの小間数やレイアウトのバリエーションなども押さえておくと、完成後のイメージが掴みやすいです。

(2)見積もりの内訳がわかりやすいか

信頼できるブース制作会社を選ぶには、見積もりの総額だけでなく、「内訳」もしっかりと見ましょう。金額や内訳でチェックしたいポイントは次のとおりです。

▼チェックポイント

・施工費や人件費、運搬費など項目ごとの内訳が書かれているか
・追加費用の発生条件が明示されているか(修正や什器追加など)

安さだけで選ばず、何にいくらかかっているのかを理解した上で、予算内で自社の希望を叶えてくれる会社を見極めましょう。

(3)対応が丁寧でスピーディーか

展示会ブース制作会社に相談する際は、「担当者の対応」をしっかりと見極めましょう。特に10〜3月前半は展示会シーズンであり、制作会社も忙しくなります。

繁忙期という理由で、制作物の納期が遅れる、メールの返信が来ないことも珍しくありません。「1週間以内に見積もりを出します」と言われたのに、締切になっても連絡がないこともあります。

基本、契約前のやり取りでスピード感がない、対応が不親切な会社は選ばないのが得策です。

まとめ

展示会ブースは、見た目のデザインだけでなく、出展目的や伝えたいメッセージを明確にした上で設計することが大切です。

第一印象で差をつけるには、3秒で伝わるサイン、小間位置に合わせたレイアウト、統一感のある色使いを意識しましょう。

費用は1小間あたり50万〜100万円程度が目安で、システムブースか木工ブースかによって変わります。余裕を持って準備を進め、自社の目的を理解して提案してくれる制作会社を選ぶことが、成果につながるブース作りのポイントです。

展示会で自社の製品やサービスを効果的に伝えたいなら株式会社ストラーツがおすすめです。

商材の特徴を整理し、来場者に伝わる見せ方やメッセージ設計からブースデザイン・施工、制作物準備、当日運営まで対応。展示会で伝わる展示設計を通じて、出展効果を高めるブースづくりを支援します。

監修者コメント

展示会は、ただ「見せる」だけではなく、「成果を出す」ために戦略的に準備を進める必要があります。来場者の心を動かし、商談やリード獲得につなげるには、目的に合った設計と表現が欠かせません。ブースの力を信じて、ぜひ価値ある展示会にしていきましょう。

施工会社の選び方によってコストとクオリティのバランスも大きく変わります。システムパネルを活用すれば予算を抑えられ、木工造作や特殊装飾を取り入れれば独自性を高められます。来場者にインパクトを与え、商談や成約につながるブースを目指しましょう。

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