社内イベントや販促目的でeスポーツイベントの開催を任されたものの、費用がどれくらいかかるのか見当がつかず、悩んでいる方は少なくありません。
自社だけで対応できる範囲なのか、それとも専門の運営会社に依頼すべきか、費用面で判断に迷う場面もあるでしょう。
本記事では、eスポーツイベントの費用相場を規模別に紹介したうえで、会場費・機材費などの内訳や、費用が変動する要因について解説します。担当者の方が知っておきたい情報をひととおり解説しますので、ぜひご参考にしてください。
なお、費用感を踏まえたうえで運営会社への依頼を検討したい方には、eスポーツイベントの企画・運営実績が豊富なイベント制作会社の株式会社ストラーツがおすすめです。予算に応じたプランのご提案も可能ですので、費用面でのご相談も歓迎しています。

1.eスポーツイベントの費用相場

eスポーツイベントの開催費用は、参加人数や開催形式によって大きく変わります。
ここでは、規模別の費用感を具体的に見ていきましょう。
(1)少人数(〜30名程度)
実況・解説には社内人員を活用して配信やゲーム機の準備を簡易な構成にすることで、数十万円から実施できるプランも見られます。
また、参加者が30名以下の少人数で開催する場合も、数十万円台から組むことが可能です。
逆に、実況と解説をそれぞれ専任で手配するなど、内容を充実させると料金が上がる場合もあります。
(2)30〜100人規模
参加者が30〜100名程度のオフライン開催では、150万円前後からが一つの目安とされています。会場費や機材費に加え、当日の運営スタッフの人数も増えるため、少人数のオンライン開催と比べて費用は上がりやすい傾向にあります。
(3)100人以上・大規模イベント
参加者が100名を超える大規模なオフラインイベントの場合、500万円前後からが目安になります。
現地アリーナでの開催や本格的な配信演出を組み合わせる場合は、費用が数千万円規模まで膨らむケースも報告されています。
周年記念イベントやグループ会社合同イベントなど、対外的な発信力を重視する案件ほど、この価格帯になりやすいようです。
2.eスポーツイベントの費用の内訳
eスポーツイベントの費用には、以下のようなものが挙げられます。
| 費目 | 主な内容 | 費用が変わりやすいポイント |
|---|---|---|
| 会場費 | 会場のレンタル料、または自社スタジオの利用料 | 会場の規模・立地、自社スタジオの有無 |
| 機材・配信費 | PC・ゲーム機・回線・配信機材一式のレンタルや設営費用 | 配信の有無・品質、回線環境の安定性・同時プレイ人数 |
| 人件費 | ディレクター、運営スタッフ、技術スタッフ、実況者・解説者の手配費用 | 手配する人数、専門性の高い人材の起用有無 |
| 演出・装飾費 | 会場装飾、ノベルティの制作費用 | 演出のこだわり度合い |
| 景品・賞金 | 参加賞や優勝賞品、賞金の設定費用 | 賞金の有無・金額設定 |
なお、賞金を設定する場合は、参加費を賞金の原資に充てることができないなど、法律上の制約が関わるケースがあります。賞金を用意する際は、事前に確認しておくと安心です。
上記はあくまで代表的な費目であり、開催内容によってはオプション費用が別途発生することもあります。
オプション費用の具体例や、見積もりを取る際に見落としやすいポイントについては、後述の「外注先の料金プランを比較する際にチェックすべきポイント」で詳しく解説します。
3.eスポーツイベントの費用が変わりやすい要因

前項で紹介した費目は、それぞれ以下のような要因によって金額が変動します。
見積もりを依頼する前に、自分たちのイベントがどの要因に当てはまりやすいかを把握しておくと、費用感のズレを防ぎやすくなります。
(1)参加人数・観客数
参加人数や観客数が増えるほど、必要な機材・人員・会場の規模が大きくなり、費用も比例して上がりやすくなります。
特に100名を超えるあたりから、費用の桁が一段上がる傾向が見られます。
(2)開催形式
オンライン開催は会場費がかからない分、比較的費用を抑えやすい形式です。
一方、オフライン開催は会場費・設営費が加わるため費用が上がります。
オンラインとオフラインを組み合わせるハイブリッド形式は、双方の費用が重なりやすい点に注意が必要です。
(3)配信の有無・品質
配信を行うかどうか、また配信の品質(画質・演出・実況解説の有無)によって、必要な機材や技術者の人数が変わり、費用に差が出ます。
高品質な配信を求めるほど、専門機材や技術者の手配が必要になり、コストが上がりやすくなります。
(4)演出・装飾のこだわり度合い
会場装飾やノベルティ制作など、演出面にこだわるほど費用は上がります。
社内イベントなど内輪向けの開催であれば簡素な演出でも成立しますが、対外的な発信を意識する場合は、演出費用を多めに見込んでおくべきです。
4.外注先の料金プランを比較する際にチェックすべきポイント

複数の運営会社から見積もりを取ると、同じような規模のイベントでも金額に差が出ることがあります。
金額だけで比較すると見誤りやすいため、以下のポイントを踏まえて比較することをおすすめします。
(1)参加者数・観客数
見積もりの前提となっている参加者数・観客数が、自分たちの想定と一致しているかを確認しましょう。
似たようなプランでも、会社によって想定人数の基準が異なる場合があります。
(2)開催形式
オンライン・オフライン・ハイブリッドのどの形式を前提にした見積もりかを確認しましょう。
特にハイブリッド形式は、対応範囲(配信のみ対応か、会場運営まで含むか)によっても変化します。
(3)配信品質
配信を行う場合、画質や演出、実況・解説者の有無によって料金が変わります。
「配信対応」とひとくくりにされていても、実際には会社によって差があるため、具体的にどこまで含まれるかを確認しましょう。
(4)基本プランに含まれやすい/含まれにくいオプション費用
見積もりの基本プランには、以下のような費用が含まれていないことがあります。
- 配信スタジオの使用料
- 実況・解説者の人件費
- 大型モニターのレンタル費
- 景品代
- 参加者の交通費
上記は当初の見積もりには入っていないケースがあり、あとから追加費用として発生しやすい項目です。
最低価格のみが表示されているプランでは、最終的な請求額が当初の想定より膨らむこともあります。
何が含まれ、何が含まれないかを事前に確認しておくことが重要です。
なお、複数社の見積もりを比較する際は、参加人数や開催形式などの条件を揃えて比較しましょう。金額差の理由が「規模の違い」なのか「対応範囲の違い」なのかを判断しやすくなるためです。
運営会社選びのポイントについては、以下のページもあわせてご覧ください。

5.eスポーツイベントの費用対効果を高めるポイント

限られた予算の中でイベントの効果を最大化するには、費用のかけ方そのものにも工夫が必要です。
ここでは、費用対効果を高めるための実務的なポイントを紹介します。
(1)参加率を高める工夫にもしっかりと予算をかける
会場費や機材費にどれだけ予算をかけても、参加者が集まらなければ費用対効果は下がってしまいます。
告知の時期や方法、参加のしやすさ(申込みの手間、開催日時の設定など)を工夫することに、一定の予算を振り向けることも検討しましょう。
(2)信頼できる運営会社を選ぶ
料金の安さだけで運営会社を選ぶと、当日の対応力不足や想定外の追加費用によって、結果的に費用対効果が下がってしまうことがあります。
実績や対応範囲を踏まえたうえで、料金と質のバランスが取れた運営会社を選ぶことが、長い目で見た費用対効果につながります。
(3)予算や仕様に変更が生じるたびに社内承認を取りながら進める
開催規模や演出内容は、準備を進める中で変更が生じやすい部分です。
当初の見積もりから内容が変わる場合は、その都度費用への影響を社内で共有し、承認を得ながら進めることが望ましいでしょう。
合意のないまま進めてしまうと、後になって費用超過の責任の所在が曖昧になり、担当者が板挟みになるケースもあります。
6.個人・少人数でeスポーツイベントを主催する場合の費用の特徴
企業ではなく、個人やサークル・学校単位で小規模な大会を主催する場合、費用の面で法人主催とは異なる特徴があります。
| 項目 | 法人主催の場合 | 個人主催の場合 |
|---|---|---|
| 料金プラン | 法人向けの割引・優待プランが適用されやすい | 割引が適用されず、個人向けの小規模プランが中心になりやすい |
| 支払い条件 | 請求書払いなど法人向けの事務フローが利用できることが多い | 前払い制など、個人向けの取引条件が設定されている場合がある |
利用を検討している運営会社や施設が、個人での申し込みにも対応しているか、事前に確認しておくと安心です。
7.eスポーツイベント費用に関するよくある質問
ここでは、eスポーツイベント費用に関してよくいただく以下の質問について、回答を紹介します。
(1)eスポーツの参加費用相場はいくらですか?
参加者側の費用は、参加費がかからない大会も多く、観覧する場合に観覧席代がかかるケースが見られます。
一方、主催する側の費用については、少人数開催であれば100万円前後から、大規模な開催であれば500万円前後からが目安です。
(2)eスポーツ大会の予算はどのくらい必要ですか?
必要な予算は、参加人数や開催形式、配信の有無・品質によって大きく変わります。
まずは想定する参加人数と開催形式を決めたうえで、複数の運営会社から見積もりを取って比較することをおすすめします。
(3)個人でも大会を主催できますか?
個人での主催も可能です。
ただし、法人向けの割引プランが適用されない、支払いが前払い制になっているなど、法人主催とは異なる取引条件が設定されている場合があります。
利用を検討している施設や運営会社が、個人での申し込みに対応しているか事前に確認しておくと安心です。
(4)大会で賞金を出す場合、注意すべき法律はありますか?
賞金を設定する場合、参加費を賞金の原資に充てることができないなど、法律上の制約が関わるケースがあります。
必要に応じて、専門家への確認もとるようにするとよいでしょう。
8.まとめ
eスポーツイベントの費用は、開催形式や参加人数によって大きく変わります。
会場費・機材費・人件費・演出費・景品費といった内訳を把握したうえで、複数の運営会社から見積もりを取り、料金プランの中身を比較するようにしましょう。
ゲーム大会運営でお困りの企業・自治体のご担当者様には、イベント制作会社の株式会社ストラーツがおすすめです。
eスポーツイベントの企画経験が豊富な担当者が、企画立案から当日の運営までワンストップで柔軟に対応。
丁寧なヒアリングをもとに社内交流や部署間コミュニケーションといった目的に応じた高品質なゲーム大会を実現します。
費用面を含め「何から準備すればいいかわからない」「機材や運営の人員が確保できない」といったお悩みも、まずはお気軽にご相談ください。


